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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第453回

4Kフォトで決定的瞬間が撮れた! 檜原土産のまたたびの枝を取り合う猫たち

2016年04月15日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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「DMC-TX1」の「4Kフォト」で猫パンチの瞬間が!

 先日、奥多摩方面へ遊びに(いや、写真を撮りに)行った際、東京檜原都民の森入口の売店で見つけたのだ。またたびの枝である。これは土産として買って帰らねばなりますまい。

 またたび系って猫によって反応したりしなかったりするが、うちの猫はどうだったか。

 こうでした。

帰宅してさっそくまたたびの枝を出したら、2匹ともとことことやってきてこんなことに。枝の先にフォーカスを固定して2匹がくるのを待って撮影。かふかの方が大きく見えるのは、少し手前にいるから(2016年4月 パナソニック LIMIX DMC-TX1)

帰宅してさっそくまたたびの枝を出したら、2匹ともとことことやってきてこんなことに。枝の先にフォーカスを固定して2匹がくるのを待って撮影。かふかの方が大きく見えるのは、少し手前にいるから(2016年4月 パナソニック LIMIX DMC-TX1)

 2匹同時にやってきて両側からくんくん。

 こういうときは、差し出したまたたびの枝の先にフォーカスを合わせてタイミングを待って撮るべし。猫が来てからでは遅すぎるのである。AFロック機能を持ってるカメラはそれを押してフォーカスを固定しておくといい。

 さて、このあとどうなったか。

 パナソニックの「DMC-TX1」の「4Kフォト」モードで撮ったら、こんな瞬間が秒30コマで記録されていたのであった。6枚連続でどうぞ。

5コマ目。枝が気になってしょうがない2匹、大五郎が一歩前に出たところで、爪で枝を押さえ込もうとしたかふかの左前足が大五郎のアゴにヒット! 死角からアッパーカットをくらって揺れる大五郎の顔をお楽しみ下さい(2016年4月 パナソニック LIMIX DMC-TX1)

枝が気になってしょうがない2匹、大五郎が一歩前に出たところで、爪で枝を押さえ込もうとしたかふかの左前足が大五郎のアゴにヒット! 死角からアッパーカットをくらって揺れる大五郎の顔をお楽しみ下さい(2016年4月 パナソニック LIMIX DMC-TX1)

 かふかがまたたびの枝を捕まえようと左前足を伸ばしたら、それが大五郎のアゴにきれいにヒットしたのであった。

 ああ、災難な大五郎。

 このまま退散となりましたとさ。

大五郎はそのままとぼとぼと退散(2016年4月 パナソニック LIMIX DMC-TX1)

大五郎はそのままとぼとぼと退散(2016年4月 パナソニック LIMIX DMC-TX1)

 4Kフォトって、パナソニックオリジナルの撮影機能で、4K動画で撮影してそこから静止画を写真として取り出すもの。

 こういってしまうと単純なんだが、4K動画って画像1枚当たり800万画素のサイズがあるので、800万画素の秒30コマ連写を気軽に楽しめると思えばOKだ。

 これ、800万画素に画素数が落ちるけれども、画質よりその瞬間を見たいってときに使えるわ。

 このまたたびの枝、以降、猫と遊ぶのに重宝しております(前ページ冒頭写真)。

■Amazon.co.jpで購入


筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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