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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第209回

Fire TV StickでAmazonの「プライム・ビデオ」を楽しみまくる技

2015年11月11日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 10月末に、Amazonの「プライム・ビデオ」を視聴できる「Amazon Fire TV」と「Amazon Fire TV Stick」が発売された。筆者はせっかくAmazonのプライム会員なのだから、ということで早速購入。今回は、Fire TV StickでAmazonの「プライム・ビデオ」を楽しみまくる技を紹介しよう。

また新しい見放題の動画配信サービスが登場。しかし、Fire TV Stick&Amazonプライムビデオは一味違う!?

HDMIにつなげるだけの「Fire TV Stick」

 2015年9月からAmazonプライムビデオサービスがスタートした。日本や海外の映画やテレビ番組、アニメなどを多数配信する映像サービスで、Amazonのプライム会員は追加料金なしに見放題と太っ腹。そこで、リビングのテレビでも楽しむために、視聴デバイスを購入することにした。Apple TVのようなボックスタイプもあるのだが、1万2980円とそこそこの値段。そのため、安価なスティック型にした。

 「Fire TV Stick」は大きめのUSBメモリーのような端末で、テレビのHDMI端子に直接接続して利用する。リモコンとセットで、価格は4980円とお手頃だ。電源は付属のUSB&アダプターでコンセントにつなげる。テレビのHDMI端子が狭いなら、延長ケーブルを使って、設置方向を変えることもできる。

 ちなみに、「Fire TV Stick」の音声認識リモコン付きは6480円。筆者はあまり音声認識機能を使わないので、無しタイプを選んだ。ちなみに、「Fire TV」はメモリーがStickの倍となる2GBを搭載しているうえ、音声認識リモコンも付いている。無線LANが超高速な.11acに対応しているのもいい。

コンパクトな箱に、本体、HDMI延長ケーブル、USBケーブル、USBアダプター、リモコン、リモコン用の単4乾電池2本が入っている

本体サイズは84.9x25.0x11.5mm、重量は25.1gとコンパクト

付属のリモコン。これは音声認識機能なし

付属のUSBケーブル&USBアダプターで電源をつなぐ

HDMI延長ケーブルをつけたところ

アカウント情報を登録済みなので手間が省ける

 本体をテレビに接続し、USBアダプターをコンセントに挿せば電源が入る。まずは無線LANに接続。「Fire TV Stick」は802.11a/b/g/nに対応しており、WPSボタンでの接続もできる。5GHz帯も4チャンネルのみだが接続可能。ネットに接続すると、自動的に最新のファームウェアにアップデートされる。その後、アカウントの設定画面が開くのだが、なんと購入した時のアカウントが設定されている。これは手間が省けるので非常に嬉しいところ。さすがAmazon。

 チュートリアルが終わると、「機能制限」の設定画面が開く。ビデオの再生や課金をする際に、PINの入力を求められるのだ。子供がいる家庭の場合、勝手に操作されないように設定しておいてもいいだろう。これで準備完了だ。

電源を入れると、画面が表示されるので、再生ボタンを押す

言語を選択する

なにはともあれ、無線LANに接続。WPSに対応している

SSIDを選択し、暗号化キーを入力することもできる

ネットに接続すると、自動的に本体のアップデートが始まる

初期設定で、ユーザー情報が登録されているので、IDやパスワードを入力手間が省ける

チュートリアルが始まる。駆け足だが、この手のデバイスが初めての人にもわかりやすい

機能制限の有無を設定する。子供がいる家庭では設定しておこう

次ページでは、「大量のコンテンツを見放題! ラインナップはまだ少し弱いか

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