組みたい自作PC構成まるわかり!! 第4回

【今月の自作PCレシピ】Skylakeで組む2台の小型マシン

リビングにもマッチするコンパクトマシン

　そしてもう1台の構成がこちら。手のひらサイズのNUCと同程度の横幅（149mm)となるPCケース、Dirac「Qbee(Q02LITE)」に、省電力版第6世代Core iの最上位モデル「Core i7-6700T」とM.2 SSD、1TB HDD、パイオニア製BDドライブを組み合わせたコンパクトPCだ。

省電力CPUの「Core I7-6700T」とコンパクトPCケースを組み合わせたコンパクトPC構成

BUY MORE秋葉原本店 ハイスペックコンパクトマシン構成
CPU	Intel「Core i7-6700T」 （4コア/8スレッド、定格2.8GHz、最大3.6GHz、TDP35W）	4万3480円
CPUクーラー	CRYORIG「C7」 （TDP100W、47mm厚）	5280円
マザーボード	GIGABYTE「GA-H170N-WIFI」 （LGA1151、H170、Mini-ITX）	1万7260円
メモリー	Crucial「CT2K4G4DFS8213」 （PC17000 DDR4、4GB×2枚）	7480円
SSD	Samsung「MZHPV256HDGL-00000」 （M.2、256GB、AHCI）	2万7980円
HDD	東芝「MQ01ABD100」 （2.5インチ、1TB、SATA3）	6480円
ビデオカード	オンボードGPU（Intel HD Graphics 530）	0円
光学ドライブ	パイオニア「BDR-TS04/WS」 （スリムタイプ、BDドライブ）	1万3800円
電源ユニット	玄人志向「KRPW-SXP400W/90＋」 （80PLUS GOLD、400W）	1万800円
PCケース	Dirac「Qbee（Q02LITE）」 （Mini-ITX）	1万1660円
ケーブル	Ainex「SLS-3005」 （Slimline SATAケーブル、50cm）	1010円
OS	Microsoft「Windows 10 HOME パッケージ版」	1万4900円
総額		16万130円

^{※価格は10月27日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。}

CPUはバルク品のみ販売されている省電力モデルの「Core i7-6700T」。TDP 35Wで4コア/8スレッド、クロック周波数2.8GHz、ターボ・ブースト3.6GHzで動作する

GIGABYTEの「H170」搭載Mini-ITXマザーボードの「GA-H170N-WIFI」。IOポートにはDisplayPortを備えるので、4K/60p出力も可能だ

149(W)×200(D)×230(H)mmのコンパクトサイズが魅力なMini-ITX向けPCケースのDirac「Qbee（Q02LITE）」。薄型光学ドライブベイや3.5インチベイ×3(2.5インチベイ×2と排他)、2.5インチベイ×3(3.5インチベイ×1、拡張カードと排他)

電源ユニットはSFX規格に対応。CPUクーラーは高さ60mmまでの製品を搭載できる

ストレージベイは下部に搭載。今回の構成ではHDDに2.5インチをチョイスしているが、3.5インチに変更することも可能だ

サクラピンク(Q02LITE-SAKURA PINK)やミントブルー(Q02LITE-MINT BLUE)など、4カラー用意

　NUC系の超小型PCでは、ちょっと物足りないという人は、BUY MORE秋葉原本店、猪狩氏提案の第6世代Core i搭載コンパクトPC構成で組むのがいいだろう。

　OS込み16万円台になるが、2万円半ばのCore i5シリーズの省電力モデルに変更すれば、14万円台も可能。さらに、コスパがいいUSB外付けタイプに変更。またはBD視聴を行なわないなら非搭載にして、コストダウンを計るのもいいだろう。

【取材協力】

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