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もはや現実と仮想の区別は不可能な域

衝撃そして確信、Oculus Riftが確実ヒットを予期させるデモ

2015年09月26日 12時00分更新

文● 新清士、編集●ASCII.jp

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VRのゲームは2Dから3Dへと変化する時期に似ている

 ゲーム開発についてのパネルディスカッションの中で、Oculus VR スタジオヘッドのJason Rubin氏は、「VRのゲームは、家庭用ゲームが2Dから3Dに変わったときに匹敵する大きな変化」と述べた。Rubin氏は、1996年にプレイステーション用の「クラッシュ・バンディクー」のディレクションを経験しているベテラン開発者だ。

 当時、人気のあるゲームの中心は任天堂の宮本 茂氏が開発していたような2Dのゲームだったために、3Dゲーム開発のノウハウがそれほどなかったようだ。任天堂はゲーム機「NINTENDO64」のコントローラーにアナログパッドを追加することで、3D空間での操作を容易にする解決策を提案した。それが、「スーパーマリオ64」という傑作ゲームを生み出した。その後のゲーム機のコントローラーでは、3D操作のためにアナログパッドを搭載するのが当たり前になった。

Oculus VRのJason Rubin氏

 VRではそうした標準の答えがまだ出ていないので「パイオニアとして苦労していくしかない」(Rubin氏)という状態なのだ、Oculus Touchの登場は、こうした課題を解決する方向性を指し示しつつあるといえるだろう。

 RiftとTouchの体験をいくつも行なった感想は、早く手元に欲しいという気持ちが増した。DK2と比べて性能向上は著しく、一度、Riftを体験してしまうと、二度とDK2に戻れないと感じるほどだ。また、Touchのおもしろさも知ってしまうと、既存のコントローラーのゲームも不自由に感じてしまう。

 まだ、発売前ということもあり、VRが普及するかどうかに、懐疑的な声もあるが、現地で数多くのデモを試したところ、間違いなく普及すると確信を持った。それほど、Riftのゲームは魅力的だ。特に、PCゲームの市場が大きな欧米圏では確実に普及するだろう。

 プレイした人は思わず、過去になかった体験であるために、どうしても人に言いたくなる。そういう迫力を、RiftとTouchは持っている。来年の発売が今から待ち遠しくて仕方ない。

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