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もはや現実と仮想の区別は不可能な域

衝撃そして確信、Oculus Riftが確実ヒットを予期させるデモ

2015年09月26日 12時00分更新

文● 新清士、編集●ASCII.jp

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現実と仮想の区別がつかない、完成度の高い技術デモ

 そして、今回の発表で、次々と新情報が発表されたのが、Oculus Touchについてだ。

 Oculus Touchのプレー体験は何よりも「すごい」に尽きる。今後のゲームのあり方さえ、大きく変えてしまう可能性を持った強力なコントローラーだ。

 両手に持つ形で操作するTouchは、コントローラーに赤外線LEDが組み込まれており、高い精度で手の位置を認識する。さらに、親指をあげているか、人差し指で何かを指しているか、握り手になっているかどうかも認識可能だ。

Oculus Touch。写真はOculus VRのサイトより

 Touchの能力を示すためのコンセプトデモとして、「Toy Box」というデモを会場では遊ぶことができた。このデモは、仮想空間内にほかのプレイヤーと一緒にボイスチャットをしながら、画面内に表示されているオブジェクトを自由に触ることができるという内容だ。自分も相手も、アバターとして表示され、Touchの位置には、手が表示される。

 立方体などのオブジェクトに手を近づけてつかむと、自由に放り投げたり、複数の積み木のように積み上げたりすることもできる。落ちている光線銃を拾ってにぎれば、そのまま弾を発射可能。パチンコを左手で拾えば、右手でゴムの部分を引っ張って、弾を撃ち出せる。画面内にあるライターに火を付けて、花火をつけるといったインタラクションも可能だ。

 元々は、開発用ソフトの開発のために作っていたデモアプリだったそうだが、あまりにおもしろいと評判を呼んだために、今回デモ展示を行なうことになったそうだ。

 ほかのプレーヤーとともに、仮想空間内でボイスチャットをしながらプレイすることは、没入感を強力に増す。また、Touchの動作に対して、Riftの映像の反応があまりにもなめらかであるために、自分の見ている世界が仮想空間ではなく、現実空間であるかのように感じる。

 また、Toy Boxの世界ではまったく説明がなくとも、何をすればよいのかが自然にわかる。それだけ、Touchのインターフェイスが優秀であることを示している。

「Toy Box」スクリーンショット(基調講演のトレイラーより。実際にはアバターの視点が自分の視点になる)

RiftとTouchで「Toy Box」を体験中の筆者

(次ページでは、「なにもないところに物体があると『わかる』ペイント」)

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