これならおまわりさんに捕まらない
スゴイめがね
すっげー昔、アダルティーな雑誌の広告で「壁の向こうが透けて見えるメガネ」ってのに超魅かれて通販で買ってみたら、潜望鏡が届いた(笑)。確かに壁の向こうが丸見えだ! 懲りずに買ったのは「ビデオのモザイクが取れるメガネ」。そして届いたのは、スリットが入ったサングラス。どうやら「薄目を開けてみるとモザイクが消える!」という都市伝説を製品化したものらしい。
そう「メガネ」には、オトコの夢がたくさん詰まっている!
今回話題の「Oculus Rift」(オキュラス リフト)をついに体験した。
「海女さんがウニを採るときにつける水中メガネじゃねーかっ!」
と思ったら大間違い。コイツに対応したソフトウェアやムービーなどを見ると、全天球の映像が見られる。早い話がアニメなどに登場した周囲が360度(左右だけじゃなく上下もネ)見渡せるロボットのコクピット。
この例はアニメファンじゃないとわからないので、一般ピーポーにも分かるように説明すると、このヘッドマウントディスプレー(以下、HMD)をつけて頭を左右に振ると、向いた方向の映像が見られる。上下に向けば空や足元も見えるというもの。学校の教室に例えると、前を向けば美人教師が教鞭をとっている姿が見え、左右を見るとセーラー服を着たクラスメイトの女の子が見え、上下を見ると教室の天上や消しゴムが落ちている床が見えるのだ。
Googleストリートビューでも、マウスやキーボードを使ってカメラを上下左右に振って当たりを見渡せる。でもOculusは、見たい方向を見るだけで、その方向が見られるのだ!スゲー!
(次ページでは、「ハンパない臨場感で立ってられない」)