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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第199回

Raspberry PiにWindows 10 IoT Coreをインストールする技

2015年07月15日 13時10分更新

文● 柳谷智宣

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インストール用microSDカードをセットアップする

 まずはWindows 10を起動し、microSDカードをセット。続いて、マイクロソフトのサイトから「Windows 10 IoT Core Insider Preview Image for Raspberry Pi 2」を開き、画面下の「Windows_IoT_Core_RPI2_BUILD.zip」をダウンロードする。482.56MBあるのでどこかに保存し、解凍する。

 その中の「flash.ffu」というイメージファイルを使うのだが、まずはmicroSDカードのディスク番号を調べておく。通常はHDDが0で、microSDカードが1になるのだが、ストレージの構成で変わる可能性があるためだ。コマンドプロンプトを管理モードで起動し、「diskpart」コマンドで調べられる。ディスク番号がわかったら「dism.exe」コマンドでSDカードにファイルを展開する。その際、「flash.ffu」のあるフォルダーに移動しておくと入力が楽。あらかじめ解凍したフォルダーのパスをコピーして「CD」コマンドで移動しておこう。

 書き込みが終われば準備完了。microSDカードを「Raspberry Pi」に装着しよう。ちなみに、解凍したフォルダーにある「WindowsDeveloperProgramForIoT.msi」は後で使う「Windows IoT Core Watcher」をインストールするために必要なので削除しないように。

マイクロソフトのサイトから「Windows_IoT_Core_RPI2_BUILD.zip 」をダウンロードする

ダウンロードしたファイルを解凍する

解凍したフォルダーのパスをコピーしておく

検索フォームに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックする

「diskpart」「list disk」と入力し、microSDカードのディスク番号を確認したら「exit」と入力する

「CD コピーしたパス」と入力してフォルダーを移動したら「dism.exe /Apply-Image /ImageFile:flash.ffu /ApplyDrive:\\.\PhysicalDrive★ /SkipPlatformCheck」と入力する。★の部分にはディスク番号を入れる

microSDカードにファイルがコピーされるのでしばらく待つ

起動に必要なファイルがコピーされた

次ページでは、「用意したデバイスをつないで電源オン!

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