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T教授の「戦略的衝動買い」第338回

スマホ連携も完ペキ! 広角マクロぼけにハマって「Leica Q」を衝動買い

2015年07月08日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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「広角マクロぼけ」という新しい世界を手軽に楽しめるデジカメ「Leica Q」登場
「広角マクロぼけ」という新しい世界を手軽に楽しめるデジカメ「Leica Q」登場。58万円という高級カメラだ

 ウルトラミーハーな筆者は“オールドレンズ特集”の雑誌に影響をうけ、一昨年の春頃から「ライカMマウント」系のレンズにハマってしまった。速攻で手の届くリコーの「GXR」&「A12マウント」、そしてVoigtlanderの「Nokton 50mm F1.5」を手に入れたのは言うまでもない。

 互換機を持っていると必ず、見てみたい、試してみたい、手に入れたい、となるのが本物の存在だ。予約してもすぐ入手できない歯がゆさがより好奇心を加速して、借金地獄ながらも一昨年の梅雨ころには「Leica M」(Type 240)を手に入れていた。

 多くのLeicaレンズのファンが陥る深い深いレンズ沼からやっとの思いで這い出し、結果、手元に残ったレンズは新旧の「SUMMILUX-M F1.4/50mm」とMS-Opticalの2枚の極小レンズ、 Voigtlanderの広角「ULTRA WIDE-HELIAR 12mm」に落ち着いた。

 そんな矢先、またしても魅力的なデジカメが御本家から発売された。世間の新製品やうわさ話に疎い筆者が聞いてもいなかった「Leica Q」(Type 116)と呼ばれるコンパクトデジカメがそれだった。

フルサイズ素子を採用する
超高級コンデジ「Leica Q」

本体は今のところブラックオンリーで精悍なイメージだ。目立つLeicaロゴは、いつもの通り意見が別れるところだ 本体は今のところブラックオンリーで精悍なイメージだ。目立つLeicaロゴは、いつもの通り意見が別れるところだ

 最初は35mmフルサイズの2400万画素CMOSセンサーを搭載した、レンズ交換ができないLeicaの入門機がまた1つ増えたと思っていた。

ライカフィルムカメラの「M6」(左)、「Leica M」(Type 240)(中央)、そしてLeica Q(Type 116)(右)。Leica Mはオリンパス製EVFを搭載している。デザイン的に可否は分かれそう……
ライカフィルムカメラの「M6」(左)、「Leica M」(Type 240)(中央)、そしてLeica Q(Type 116)(右)。Leica Mはオリンパス製EVFを搭載している。デザイン的に可否は分かれそう……
Leica Q(右)はLeica M(左)より確実にひとまわり小さい。レンズ込みだと1200gと640gの大きな差がある Leica Q(右)はフィルムカメラのLeica M6(左)とほぼ同じだ。しかし、レンズ込みだとフィルムカメラのほうがまだ100gほど重い
Leica Q(右)はLeica M(左)より確実にひとまわり小さい。レンズ込みだと1200gと640gの大きな差があるLeica Q(右)はフィルムカメラのLeica M6(左)とほぼ同じだ。しかし、レンズ込みだとフィルムカメラのほうがまだ100gほど重い

 Leica Qの外観は伝統的なLeicaスタイルのカメラだが、ブラック一色でサイズはLeica Mよりひとまわり小さく、旧来のフィルムライカサイズに近く、総重量はバッテリー込みで640gと極めて軽量だった。

 Leica M(Type 240)は、見るからに風格と伝統そして高級感はあるが、シルバーカラーのSUMMILUX 50mmレンズ込みで1200gを超えてしまう。Leica QはなんとLeica Mの約半分という軽さなのだ。

Leica Qは、マクロ切り替えダイヤルでマクロモードの選択が可能。自動的にフォーカスリングが一段ズレて距離計目盛が変化するギミックはなかなか。マクロ撮影は17~30cm 絞り自動的にはF2.8になる Leica Qは、マクロ切り替えダイヤルでマクロモードの選択が可能。自動的にフォーカスリングが一段ズレて距離計目盛が変化するギミックはなかなか。マクロ撮影は17~30cm 絞り自動的にはF2.8になる

 Leica Qは、標準でオートフォーカス対応の開放F1.7/28mmの単焦点レンズを採用し、解像感は低下するが、背面にあるサムボタンの操作で35mm、50mmのクロッピング撮影もできる変わり種だった。

 新しく光学式手ブレ補正機構も搭載。映像エンジンには新世代の「LEICA MAESTRO II」をいち早く採用し、最大10コマ/秒の高速連写も可能になっている。

368万画素(1920×960)のEVFは素晴らしい。もちろんアイセンサー搭載で眼を近づけると背面液晶から自動的に切り替わる 368万画素(1920×960)のEVFは素晴らしい。もちろんアイセンサー搭載で眼を近づけると背面液晶から自動的に切り替わる

 Leica Qが何より筆者の興味を惹いたのは、標準搭載のSUMMILUX F1.7/28mm ASPHというマクロ撮影(17cm-30cm)も可能な明るい広角レンズと、368万画素という超高精細なEVF(電子ビューファインダー)だった。

広角マクロぼけを体感できるLeica Q。Leica Mにハマっていたはずの筆者だが、その吸引力には勝てなかった
広角マクロぼけを体感できるLeica Q。Leica Mにハマっていたはずの筆者だが、その吸引力には勝てなかった

 この明るい広角レンズと高精細なEVFは、まだまだカメラ初心者の筆者に「広角マクロボケ」という新しくて楽しい遊びを教えてくれた。

次ページへ続く、「ライカだけどスマホからのリモートコントロールに対応

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