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T教授の「戦略的衝動買い」 第338回

スマホ連携も完ペキ! 広角マクロぼけにハマって「Leica Q」を衝動買い

2015年07月08日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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ライカだけどスマホからのリモートコントロールに対応

無線LAN(Wi-Fi)モードの設定はメニューの最後から2番めにある。逆回りが近道だ

無線LAN(Wi-Fi)モードの設定はメニューの最後から2番めにある。逆回りが近道だ

 すでにLeica Qのデジタルカメラ的な特徴は多くの諸先輩ライターさんの紹介記事を読んで頂くほうがタメになるだろう。

 ここでは筆者がLeica Qを購入後、ますますこのカメラを気に入ってしまったスマートフォンとの連携に関して少しだけご紹介したい。

 昨今は安価なファミリーユースのコンパクトデジカメだけではなく、本格的なデジカメでも、Wi-Fi機能を搭載してPCやスマホ、タブレットなどと撮影データの転送処理や、スマホからのリモート撮影などを実現している商品が多い。

 Leica Qも外部機器とのワイヤレス通信の手段として、Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)とNFCを標準搭載している。スマホやタブレットとの接続形態は一般的なインフラストラクチャーモード(アクセスポイント経由連携)とアドホックモード(スマホ直結でLeica Qがホスト側になる)という2つのモードをサポートしている。

 Leicaでは取説上で前者を「クライアント方式」、後者を「接続先ホスト」という少し分かりづらい表現をしている。対応するスマホ側のOSはiOSとAndroidの2種類だ。

App StoreやGoogle Playストアから「Leica Q」アプリをダウンロード・導入する

App StoreやGoogle Playストアから「Leica Q」アプリをダウンロード・導入する

シンボルの赤いアイコンの「Leica Q」アプリ(画面はiOS版。Android版も同様)

シンボルの赤いアイコンの「Leica Q」アプリ(画面はiOS版。Android版も同様)

 Leica QとWi-Fi接続するには、事前に手持ちのスマホに合わせて「Leica Q」と名付けられた連携アプリをApp Store(入手先)やGoogle Playストア(入手先)からダウンロードしてインストールしておくことが前提だ。

スマホとWi-Fi直結するにはアドホックモードである「接続先ホスト」モードをLeica Qの背面液晶のメニューから選択する

スマホとWi-Fi直結するにはアドホックモードである「接続先ホスト」モードをLeica Qの背面液晶のメニューから選択する

接続方式は「リモートコントロール」を選択する

接続方式は「リモートコントロール」を選択する

Leica Qの背面液晶にスマホと接続のためのQRコードが表示されるので、接続したいスマホで読み込む

Leica Qの背面液晶にスマホと接続のためのQRコードが表示されるので、接続したいスマホで読み込む

 iOSもAndroidも、スマホとLeica Qとの関係性の確立には、Leica Qの背面液晶に表示されるQRコードを読み取ることで連携の準備ができる。

 Android系のNFC搭載スマホであれば、Leica QもNFC機能を標準搭載しているのでNFCで関係性の確立もできる。いずれにせよ設定作業は取説に沿って行なえばほんの数分で終了する。

 さて、実際のスマホとLeica Qとの連携操作だが、出張先のホテルやアウトドア環境でLeica QとスマホをWi-Fi接続するには前述の「接続先ホスト」方式(アドホックモード)が便利だろう。

スマホ側から接続するホストとして「Leica Q」を選択する

スマホ側から接続するホストとして「Leica Q」を選択する

しばらくして、スマホ側の画面の指示に従って画面をタップする

しばらくして、スマホ側の画面の指示に従って画面をタップする

すぐにLeica Q側の液晶画面に接続確立のメッセージが表示される

すぐにLeica Q側の液晶画面に接続確立のメッセージが表示される

 Leica QのMENU画面の最後の方にある「WLAN」設定画面で無線LANモードに「接続先ホスト」を選択し、接続画面でOff表示を「リモートコントロール」に切り替えればいい。そして、スマホ側のアプリである「Leica Qアプリ」を起動すれば、お互いに相手を探してしばらくすれば接続される。

スマホ側で「カメラ制御」(撮影や設定変更)や「カメラ再生」(カメラ側ストレージに保存されている写真の再生)や「Leica Qアルバム」(カメラ側からスマホにダウンロードして写真アルバムの再生)などを行なえる。作業が終了して赤い大きな丸を再度タップすればLeica Qとの接続が遮断される

スマホ側で「カメラ制御」(撮影や設定変更)や「カメラ再生」(カメラ側ストレージに保存されている写真の再生)や「Leica Qアルバム」(カメラ側からスマホにダウンロードして写真アルバムの再生)などを行なえる。作業が終了して赤い大きな丸を再度タップすればLeica Qとの接続が遮断される

「写真」を選択すれば、Leica Qのライブビュー映像をリモートのスマホで見ながら、シャッターを切ることができる

「写真」を選択すれば、Leica Qのライブビュー映像をリモートのスマホで見ながら、シャッターを切ることができる

各種設定を自由にスマホ側から切り替えられる

各種設定を自由にスマホ側から切り替えられる

「再生」を選択すれば撮影済みのカメラ側のストレージの内容がスマホ側の画面に表示され、さまざまな処理ができる

「再生」を選択すれば撮影済みのカメラ側のストレージの内容がスマホ側の画面に表示され、さまざまな処理ができる

任意の写真をSNSで共有したり、スマホの壁紙に使ったりの対応ができる

任意の写真をSNSで共有したり、スマホの壁紙に使ったりの対応ができる

 スマホ上のアプリでは、Leica Qのシャッターを切ることはもちろん、Leica Qのほとんどの操作をリモートコントロール可能だ。もちろん、実際に撮影したすべての写真のサムネイルを見て、任意の写真データをスマホ側にダウンロードすることもできるし、任意の写真をSNSなどにアップロードすることも可能だ。

バックアップモードでスマホに取り込んだ画像ファイルはさまざまなクラウドサービスで共有が可能だ

バックアップモードでスマホに取り込んだ画像ファイルはさまざまなクラウドサービスで共有が可能だ

Leica Qカメラで撮影したばかりの写真をFacebookに投稿できる

Leica Qカメラで撮影したばかりの写真をFacebookに投稿できる

バックアップモードはインフラストラクチャーモードでの仕組みだが、撮影と同時にバックアップ画像ファイルがスマホ側にも送られるのは便利な場合もあるだろう

バックアップモードはインフラストラクチャーモードでの仕組みだが、撮影と同時にバックアップ画像ファイルがスマホ側にも送られるのは便利な場合もあるだろう

 Leica QとスマホをWi-Fiで接続するもう1つの便利な機能は「バックアップ」機能だ。バックアップ機能は「クライアント方式」でのみサポートされる機能だが、Leica Qで撮影したすべての画像を、カメラ内部のストレージだけでなく、Wi-Fiネットワーク経由でスマホ側のストレージにもバックアップデータとして取り込むことができる仕組みだ。

Leica Qで撮影すると、撮影後すぐにスマホ側に写真データが送られ、サムネイル画像が表示される

Leica Qで撮影すると、撮影後すぐにスマホ側に写真データが送られ、サムネイル画像が表示される

サムネイル画像をタップすれば即大きな画像を見られるの便利だ

サムネイル画像をタップすれば即大きな画像を見られるの便利だ

 フルサイズのLeica Q撮影データなので、1枚10MBくらいのサイズにはなる。かなりのデータ量ではあるが、比較的高速にスマホ側にデータを送ってくれる。残念ながら現在のところ、同じWi-Fiネットワーク下にあるPCに関しては特に正式対応は表明されていない。

同じWi-Fiネットワーク下にあるPCのネットワークを見ると、確かにLeica Qはメディア機器として認識されているようだ

同じWi-Fiネットワーク下にあるPCのネットワークを見ると、確かにLeica Qはメディア機器として認識されているようだ

PC上のLeica Qをクリックすれば撮影画像のサムネイルを見ることができるが、実用になるかどうかは疑問だ

PC上のLeica Qをクリックすれば撮影画像のサムネイルを見ることができるが、実用になるかどうかは疑問だ

 PC側でネットワーク環境の構成を見てみると、Leica Qはメディア機器として認識はされており、Leica Qのアイコンをダブルクリックすることで、メディアプレーヤー経由で撮影写真などを見ることは可能であるが、現状ではスマホと比較して快適な操作環境とは言えない。

次ページへ続く、「コスパでは語れない価値のあるカメラ

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