奇抜で先進的な「Galaxy S6 edge」の
陰に隠れた名機「Galaxy S6」
ドコモの2015年夏モデルとして登場した「Galaxy S6」。両サイドのディスプレー曲がった先進的な「Galaxy S6 edge」もいいが、ここはあえてGalaxy S6をレビューしたい。
ほぼフラットなボディーで持ちやすさは良好
Galaxy S6は近年のトレンドである薄型+大型ディスプレー+高級感を押さえた端末だといえる。サイズを見ると、約71×143×6.8mm(最厚部8.6mm)で、背面のアウトカメラが突出している状態だ。これは光学手ぶれ補正を搭載しているためと思われる。
重さは約138gで、重心は中央よりやや下。本体は5.1型と大きいので、あまり重いとは感じない。デザインも奇をてらっておらず、5型クラスのスマホからの機種変更にしても、Galaxy S6 edgeのように独特の持ち心地に戸惑うことはないだろう。
外観のデザインはかなり気合いが入っている。本体正面と裏面ともに強化ガラスを採用しており、また指紋が付きにくい処理が施されている。強化ガラスの下には偏光フィルムが入っており、角度によって色の見え方が異なるというのもユニークだ。
ただし、バックパネルの取り外しが不可能になってしまった。バッテリー交換にメリットを感じていた人には残念な部分だ。
側面を見るとエッジが設けられている。それもあってグリップ感がよく、またそのエッジを利用して掴むのもやりやすい。狭いフレームで誤タッチが多いという人は、ハンズオンしてみるといいだろう。個人的にはGalaxy S6 edgeよりも持ちやすく感じた。Galaxy S6 edgeの持った感触がイマイチ合わないのであれば、Galaxy S6のほうがしっくりくるかもしれない。
(次ページでは、「キレイすぎる有機ELディスプレ-!」)
この連載の記事
-
第482回
スマホ
6万4000円の低価格折りたたみスマホ「Blackview Hero 10」は普段使いなら問題ナシで使いやすい -
第481回
スマホ
「ROG Phone 8 Pro」は性能が良いにもほどがある! 日常使いもゲーミング機能も超充実 -
第480回
スマホ
強力なAI機能を備える「Pixel 8a」、1万円の値上がりもコスパは健在 -
第479回
スマホ
祝日本上陸! ライカカメラ搭載「Xiaomi 14 Ultra」ならエモい写真が撮り放題だ -
第478回
スマホ
「Zenfone 11 Ultra」は大型化路線! それは多くのニーズを満たすスマホへの進化 -
第477回
スマホ
ゲーミングスマホの領域を超えた! カメラ性能も大幅強化のASUS「ROG Phone 8」 海外版を一足先にチェック! -
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ - この連載の一覧へ