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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第198回

絶対入れたい使いたい! Chromebookで使えるアプリ17選

2015年06月24日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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本格的な画像編集もOK!

 画像編集アプリも公開されている。PC版では定番となる「GIMP」も利用できるのだ。ただし、「GIMP on rollApp」はGIMPの公式アプリではなく、140以上のアプリをブラウザ上で使えるようにしてくれるウェブサービス「rollapp.com」によるものだ。利用する際は、アカウントの作成が必要になる。

 公式アプリにこだわるなら「Pixlr Editor」がオススメ。こちらもGIMPに似たレタッチアプリで、レイヤーやマスク、多彩なフィルターなどが利用できる。

GIMP on rollApp

「GIMP on rollApp」の操作画面。なぜか、このアプリだけ画面キャプチャーができない

Pixlr Editor

「Pixlr Editor」でデジカメ写真を編集しているところ。編集機能が充実しており、凝ったレタッチも可能だ

圏外も仕事を進めたい! オフライン対応アプリ

 ネット接続が基本のChromebookだが、オフラインでもある程度使うことはできる。例えば、ダウンロード済みの画像やPDFを閲覧したり、「Text」で原稿を書いたり、「オフラインGmail」でメールをチェックしたりできる。メモを取るなら、デフォルトアプリの「Google Keep」を使えばいい。付箋紙アプリのようにメモを書き留められる。オフラインでも動作し、オンラインになると自動で他の端末と同期される。ちなみに、前出の「Dominoes」をはじめ、ゲームでもオフラインで動作するアプリは多い。飛行機などで移動中でも、Chromebookで仕事を進めたり、時間つぶししたりすることは可能なのだ。

オフラインGmail

オフラインでも「Google keep」でメモを取れる

「オフラインGmail」ではダウンロード済みのメールをチェックし、返信を作成しておくこともできる

 以上が、Chromebookのオススメアプリとなる。「Chromeアプリ」と「ウェブサイト」が混在しているが、Chromebookを運用する上で区別する必要はない。もう少しChromebookが売れてユーザーが増えればアプリの開発も進むのだろうが、アプリが増えないとChromebookも爆発的に売れることはないだろう。Googleにはぜひとも大規模な開発者支援をしていただきたいところだ。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


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