パフォーマンスをチェック
鉄板HDD「WD Green」の3TB、4TB、6TBのリード・ライト性能を「CrystalDiskMark 3.0.4」(1000MB)と「CrystalDiskMark 4.0.3」(1GiB、Queues=32、Threads=1)で、各モデルを計測した結果が以下だ。
テストはインテル「Core i7-4790K」、「Intel Z97 Express」採用マザーボード、SSDを搭載したPCを使用。SSDからOSを起動して、各HDDの性能を計測している。
テスト環境 | |
---|---|
CPU | Intel「Core i7-4790K」(定格4GHz/TB時4.4GHz、4コア/8スレッド) |
マザーボード | GIGABYTE「GA-Z97X-Gaming 3」(Intel Z97 Express) |
メモリー | PC3-12800 4GB×2 |
ビデオカード | CPUオンボード |
SSD | CFD「CSSD-S6T256NHG5Q」(256GB) |
電源ユニット | Seasonic「SS-750KM」(750W/80PLUS GOLD) |
OS | Windows8.1 Pro Update(64ビット) |
なお、HDDの豆知識だが、HDDはアクセス位置がディスクの内周になるほど速度は低下する。購入当初よりアクセス性能がダウンしていても、残り空き容量が少ない場合はHDD全体の仕様なので、故障しているわけではない。
WD30EZRX
WD40EZRX
「WD30EZRX」と「WD40EZRX」はプラッタ容量が同じとあって、アクセス速度はほぼ同じ。少々「WD30EZRX」のほうが勝っているところもあるが、誤差の範疇だろう。「CrystalDiskMark 3.0.4」のランダムリード(512K、4K)はリードよりもライト性能が高速なのも同じだ。
ちなみに計測環境などは違うが、2012年ごろに販売されていた750GBプラッタモデルの「WD30EZRX」を「CrystalDiskMark 3.0.1」で計測した結果が残っていたので比べると、意外とアクセス性能に差があった。750GBプラッタの「WD Green」を使っている人は、現行モデルへの買い替えで、安心感と速度向上をゲットできるかもしれない。
(→次ページヘ続く 「消費電力も文句なし」)
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