多種多様なPCパーツのなかには、高い性能やコストパフォーマンスなどから、鉄板や旬と呼ばれる製品がいっぱい。週末のアキバ各ショップでは数量限定特価で並ぶことも多々ある狙い目パーツとなっている。そんなPCパーツの紹介と性能チェックをしていこう。
登場時から超激安なSSDが中国から到来
東映無線系のショップで大きく値下がりし、話題をさらったPatriot製SSDの「Blast」シリーズに匹敵する価格で登場した、中国のNetac「N550S」シリーズ。
発売スタート時から、ツクモが240GBモデルの「NT-N550SS3A240STD2BG」を6772円、480GBの「NT-N550SS3A480STD3BG」を1万3824円で販売。
メーカーや代理店のアイティーシーのウェブに掲載されている製品情報は、少ないものの、同店スタッフの手によるベンチマーク結果のツイートもあって、順調な売れ行きになっている。
激安系SSDの定番としてPatriot「Blast」シリーズと並び立つNetac「N550S」シリーズ。日本初上陸のメーカーだけに、そのパフォーマンスやコントローラーなどが気になるところ。Netac「N550S」シリーズのパフォーマンスと内部をチェックしていこう。
Netac「N550S」をじっくりチェック
東芝製15nmプロセスのTLC NANDフラッシュメモリーとPhison製コントローラーを採用する2.5インチSSDのNetac「N550S」シリーズ。NANDフラッシュメモリーの一部をSLCモードで動作させる「SLCキャッシュアルゴリズム」を搭載し、転送速度はシーケンシャルリード540MB/sec、同ライト515MB/sec(240GBモデルは490MB/sec)を実現している。
ここからは240GB「NT-N550SS3A240STD2BG」と、480GB「NT-N550SS3A480STD3BG」の実機をじっくりチェックしていこう。
筐体カバーを剥がしてコンポーネントをチェック
Netacのサイトに記載がないSSDコントローラーの型番などを確認するために、まず480GBモデルの「N550S」を分解することに。

この連載の記事
- 第48回 【鉄板&旬パーツ】注目度MAX! DeepCoolの激安CPUクーラー「AK400」を試す
- 第47回 【鉄板&旬パーツ】2万円切りのMini-ITXマザーBIOSTAR「B660GTN」を試す
- 第46回 【鉄板&旬パーツ】240mm簡易水冷クーラー最強か!? 超ブ厚いPhanteks「GLACIER ONE 240 T30」を試してみた
- 第45回 【鉄板&旬パーツ】サイズのCPUクーラー虎徹MarkIIと無限五の違いは搭載ファン、その性能差を試してみた
- 第44回 【鉄板&旬パーツ】舞い降りた漆黒の空冷CPUクーラー! ID-COOLING「SE-226-XT Black」を試す
- 第43回 【鉄板&旬パーツ】ようこそ水冷沼へ! LGA1700用水枕の実力をチェック
- 第42回 【鉄板&旬パーツ】ARCTIC製簡易水冷「Liquid Freezer II」の実力を爆熱のCore i9で再テスト
- 第41回 【鉄板&旬パーツ】注目度アップ中のSUPER FLOWER製電源ユニットを使ってみた
- 第40回 【鉄板&旬パーツ】キオクシア最速のPCIe4.0 SSD「EXCERIA PRO NVMe SSD」をチェック
- 第39回 【鉄板&旬パーツ】空冷CPUクーラー最強の一角Deepcool「AK620」を試す!
- 第38回 【鉄板&旬パーツ】空冷でも大丈夫? Deepcool「AS500」でRyzen 7 5800Xを冷やしてみた
- この連載の一覧へ