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気兼ねなく外出先に持ち出せるタフモバイル

外で使うたび見えてくる「VAIO Pro 13 | mk2」の魅力

文●鈴木誠史/ASCII.jp

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「VAIO Z」よりも明るいディスプレー

 しなやかさとは別に、ディスプレーに関する特徴がもう一つある。VAIO Pro 13 | mk2の最高輝度は、タッチ非対応モデルで540cd/m2(タッチ対応の場合は500cd/m2)と非常に明るい。この明るさはVAIO史上最高で、400cd/m2のVAIO Z、350cd/m2のVAIO Fit 15Eと比べてもかなりの差がある。

筆者が普段使っている製品と比べてみた。どちらも輝度を最高に設定したが、目に見えて右のVAIO Pro 13 | mk2のほうが明るい

 室内で使うには明るすぎるほどだが、これは屋外でも画面を見やすくするため。バックライトの光の向きを制御することで、少ない電力でより明るく表示できるようにしているという。

 日の当たる場所でネット閲覧などを試してみると、特に手で画面を覆ったりすることもなく、室内と同じように写真を見たりやテキストを読んだりできた。試用した個人向け標準仕様モデルには低反射コートが施されており、周囲が写り込んで見づらくなるようなこともなかった。

細かすぎるが注目したいポイント! 「アンテナ位置の変更」

 最後に、天面の先端の「ある部分」を紹介しておきたい。

紹介したいのはディスプレーの先端

VAIO Pro 13 | mk2の製品ページより

 ディスプレーの先端に無線LANのアンテナを搭載している。従来型「VAIO Pro 13」ではアンテナを底面に搭載していたが、VAIO Pro 13 | mk2はディスプレー面の先端、つまり最も高さの出る位置にアンテナを配置した。これのおかげで(通信速度が常に向上するわけではないが)電波状況の悪い環境での通信速度に差が出るのだという。

 これは筆者の経験だが、街中の公衆Wi-Fiや飲食店のフリーWi-Fiを使う際に、いまいち通信速度が出なかったり、接続が途切れがちになってしまったことがある。そういった場面でも快適にネットを使いやすいというのは、外で仕事したいビジネスマンにとっては嬉しいポイントだろう。

 「アンテナ位置の変更」という細かな点まで工夫されているVAIO Pro 13 | mk2。外に持ち出せば持ち出すほど魅力が見えてくるノートPCだ。

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