写真で見るDrobo 5N
それではさっそく実機を見ていこう。まずはNASのDrobo 5Nである。電源オフの状態では黒一色のシンプルでコンパクトな筐体だが、最大で5台搭載される3.5インチのHDDを支える作りのため、ずっしりと重い。稼働中の筐体正面には、電源、アクセス、ドライブの状態を示すLEDに加えて、現状の実効容量に対する使用量を示すバーグラフになっている10個のLEDが見える。詳細は次回以降に説明するが、正面のLEDは問題なく稼働しているときは青と緑だけで、問題が発生するとその重大さによって黄や赤が点灯するようになっており、本体のLEDを見るだけで機器の状態を把握できる。
HDD搭載はまっすぐ差し込むだけ
HDDをベイに搭載する際には別途トレイなどは不要で、ベアドライブをそのまま利用する。ベイはネジ止め不要な構造になっており、正面からまっすぐ差し込めば自動でHDDが認識され、容量が追加されるようになっている。HDDの取り外しも、ベイ左側のストッパーを押すだけでいい。
mSATA SSDがキャッシュになる
筐体の裏面にはmSATA規格のSSDを搭載するスロットが用意されており、ここにSSDを追加するとキャッシュとして機能することで、速度向上が期待できる。なお、こちらのキャッシュ用SSDはホットスワップ非対応であり、着脱時は電源オフの状態で行なう必要がある。
(次ページ、「これだけは言っておきたい! Droboは高くない」に続く)
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