このページの本文へ

プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう 第1回

データ爆増時代のストレージはDroboがお勧め!

2015年06月01日 11時00分更新

文● 飯岡真志 編集 ●金子/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

写真で見るDrobo 5N

iPhone 5Sとの対比で大きさをイメージしてみてほしい

 それではさっそく実機を見ていこう。まずはNASのDrobo 5Nである。電源オフの状態では黒一色のシンプルでコンパクトな筐体だが、最大で5台搭載される3.5インチのHDDを支える作りのため、ずっしりと重い。稼働中の筐体正面には、電源、アクセス、ドライブの状態を示すLEDに加えて、現状の実効容量に対する使用量を示すバーグラフになっている10個のLEDが見える。詳細は次回以降に説明するが、正面のLEDは問題なく稼働しているときは青と緑だけで、問題が発生するとその重大さによって黄や赤が点灯するようになっており、本体のLEDを見るだけで機器の状態を把握できる。

HDD搭載はまっすぐ差し込むだけ

 HDDをベイに搭載する際には別途トレイなどは不要で、ベアドライブをそのまま利用する。ベイはネジ止め不要な構造になっており、正面からまっすぐ差し込めば自動でHDDが認識され、容量が追加されるようになっている。HDDの取り外しも、ベイ左側のストッパーを押すだけでいい。

正面のパネルを外すと、5台分のドライブベイが見える。かなり高密度にドライブが配置されることがわかるだろう

背面は電源スイッチとEthernetのコネクターのみとシンプル。今どきの製品なので、ディップスイッチなど余計なものは付いていない

mSATA SSDがキャッシュになる

 筐体の裏面にはmSATA規格のSSDを搭載するスロットが用意されており、ここにSSDを追加するとキャッシュとして機能することで、速度向上が期待できる。なお、こちらのキャッシュ用SSDはホットスワップ非対応であり、着脱時は電源オフの状態で行なう必要がある。

裏面にはmSATA規格のSSDスロットを備えている

mSATAのSSDはキャッシュとして機能し、速度向上に寄与する

筐体が黒一色なのに対して、パッケージは白が基調となっている

パッケージを開けると、最初に「Welcome to the World of...」と書かれた箱(付属品が収められている)を目にすることになる。このあたりのカッコよさは、いかにもアメリカの会社という感じだ

キャリングケースが付属している! 筐体だけで約4kg、HDDを搭載したら全体で7、8kgにはなろうというストレージを持ち歩くという発想は、日本ではなかなかないが、アメリカではアリなのかも……

(次ページ、「これだけは言っておきたい! Droboは高くない」に続く)

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ