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Unite 2015 Tokyoレポート

コースターも魔女もセクシーも! Uniteで見かけたVRコンテンツまとめ

2015年04月23日 12時00分更新

文● 広田稔(@kawauso3

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本当に乗ってる感覚になるジェットコースター

 会場で注目を集めていたのは、G-Tuneブースの一部として出展していたジェットコースター体験の「Urban Coaster HARD MODE」だった。手妻師でVRプロデューサーの藤山晃太郎さんが手がけていることもあって、一部では「手妻コースター」とも呼ばれている。

アプリ開発はiWorksさんで、運用は藤山さん。筆者も体験しましたが、リアルさがヤバい。実は乗り物酔いしやすい体質なのですが、VR酔いではなく、普通にジェットコースターで酔う感じでした(結局酔うのですが……)

 ジェットコースターはVRコンテンツでは定番のジャンルだが、このUrban Coaster HARD MODEでは、ぶら下がり健康器にとりつけたブランコに乗って体験するのが新しい。

 VRコンテンツは、バーチャルとリアルの姿勢を合わせることで、本当に映像の中にいるような感覚(実在感)が強まる。普通のイスに座ってジェットコースターアプリを体験する場合、ユーザーは進行方向に合わせて体を傾けてもリアルでは動かないが、ブランコなら重心が変わって本当に乗ってる気持ちがアップするというわけだ。

 さらに足元から大型の扇風機で強弱をつけた風を当てて速度感を出したり、ぶら下がり健康器の段差をタイミングを合わせて落とすことで、コースターがレールからいったん外れて戻る際の衝撃を再現したりと、至れり尽くせりだ。間違いなく最高のジェットコースター体験なので、ぜひ展示されていたら試してほしい。

隣には藤山さんをはじめとする「Team Hashilus」が開発した乗馬レースゲーム「Hashilus」(ハシラス)も用意

そうしたOculus Rift用コンテンツを支えているのが、G-Tuneのゲーミングノートという展示だ

 その隣にはニフティが、Oculus Rift用の体感ゲーム「Little Witch Pie Delivery」を出展していた。コンテンツ自体は面白法人カヤックが制作したものだが、このゲームのランキングシステムにニフティクラウドの「mobile backend」が使われている。

センサー内蔵のほうきにまたがって、空を飛ぶ魔女の気分を味わえる。スピードアップなどのアイテムもあって、タイムアタックで競うことが可能だ

 Oculus Rift用のアダルトコンテンツをつくるイリュージョンも参加。セクシー女優・上原亜衣さんを実際にスキャンした3Dデータを大型ディスプレーに表示し、前に立った人の動きに合わせて手を振るなどのアクションを取ってくれるデモを展示していた。

ほかにもジャンプするとVR空間で女優さんの胸がぷるぷる震えるOculus Riftコンテンツや……

文字をARマーカーとして認識して、目の前に3D女優が現れるGear VR用の「PLAYGIRLS上原亜衣ちゃんジャンプアプリ」などを用意

ゲームコントローラーで操作して、上原亜衣さんが縄跳びをしてくれます。「さすが俺たちのイリュージョン! そこにシビれる憧れる!」という感じですね

サイバーエージェントは、「ガールフレンド(仮)」のキャラクターが登場するスマホ向けリズムゲームをPRするために、椎名心美のバーチャルライブを展示。本来はその隣にあった「ロイヤルフラッシュヒーローズ」がメインだったそうです

コロプラはOculus Rift/Gear VRの「白猫VRプロジェクト」を展示

オートデスクが「Maya LT」をアピールするために、駅をウォークスルーできるVRコンテンツを用意してたり……

動画工房は、3月のアニメイベント「AnimeJapan 2015」でお披露目した「BREETSCHLAG」(ブレットシュラーク)のVRコンテンツを展示。最初にシアター内でアニメを鑑賞し、さらにステッキで丸や三角などを形を描いて作中の敵と戦うという合わせ技のコンテンツになっている

GMOはネットワークゲームエンジン「Photon Cloud」を展示してました。VR系のコアな方なら、チャットツールの「ポポポ認証の五次元異空間ミョーミョンでピョマる」に採用されたものといわれれば……わかるかな?



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