Windowsには、画面上の文字を読み上げてくれる「ナレーター」という機能が付いている。
Windowsのバージョンが上がるにつれ、イントネーションなどの精度が向上し、Windows 8.1ではかなり流暢に話してくれるようになった。
画面を見られないといった状況下でも「Windows」+「Enter」キーや、「Windows」+「VolumeUp」キーで機能を起動して音声で確認しながら操作ができるため、ディスプレーが故障して何も映らなくなったなどの場合に有効利用できる(終了も同様のコンビネーションショートカットで行なえる)。
ナレーターの機能を無効にする
ナレーターはときおり、意図せず起動してジャマに感じてしまうこともある。その場合は、無効にすることもできる。キーボードの誤操作で立ち上がらなくなるので、不要な場合は下記のように設定するといい。
具体的には、「regedit」で「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options」を開き、「Narrator.exe」を作成。以下のようにパラメーターを入力する。
次ページへ続く、「ナレーターに任意の文章をしゃべらせる」

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