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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第59回

iPhoneの動作を自動化できる神アプリ「Workflow」を徹底解説

2015年02月25日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 iOSはWindowsのようにファイルのやりとりする自由度が少ない。そんな中、「Workflow」はiPhoneの複数アプリを自動で連携させ、本来であれば手間のかかる作業を自動化できるのがウリ。今回は、iPhoneアプリの動作をプログラムのように構築し、自動化できる神アプリ「Workflow」の使い方を紹介する。

「Workflow」を使って、iPhoneの操作を自動化する

動作を指定してWorkflowとして保存・実行する

 Workflowを使えば、プログラムを組むように動作を組み合わせて、iPhoneでの操作を自動化できる。例えば、ワンタップで近くのコーヒーショップを探したり、よく見るニュースサイトのトップ5の記事をまとめて開くといったことが可能になる。複数アプリを連携させ、指定した写真をZIPファイルでDropboxにアップロードしてからそのダウンロード用のURLをコピーするといったこともできる。UIは英語だが動作の単語さえわかればいいので、中高生程度の語彙でもなんとかなる。

 各ステップの動作を指定し、Workflowとして登録することで、ワンタップで実行できるようになる。まずは、アプリを起動し、チュートリアルをこなす。チュートリアルでは、自動的にカメラを起動して3枚撮影してもらい、それをアニメーションGIFに仕立てたうえ、Facebookに投稿するというWorkflowを作成する。画面の指示に従って、動作の項目を右にドラッグするだけと簡単だ。

Workflow: Powerful Automation Made Simple App
価格300円 作者DeskConnect, Inc.
バージョン1.1 ファイル容量21.8 MB
カテゴリー仕事効率化 評価(4)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 8.0以降

アプリの起動画面。「Get Started」をタップする

チュートリアルが始まる。まずは画面の指示に従って、「Take Photo」を右にドラッグする

画面が切り替わって、「Take Photo」が登録される

次は「Make GIF」をドラッグして登録

指示に従い「Quick Look」や「Post on Facebook」を登録すれば完了。画面上部の再生ボタンをタップする

カメラが起動するので、3枚撮影する

自動的にその写真がアニメーションGIFに変換される

自動的にFacebookの投稿画面が開く

次ページでは、「ほかの人が作成したWorkflowを使ってみる

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