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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第58回

PCやMacのカメラを監視カメラにする「Air Cam Live Video」を徹底解説

2015年02月06日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 「第53回 古いiPhoneをネットワークカメラ化できる「あんしん監視カメラ」を徹底解説」では、使わなくなったiPhone/iPod touchを監視カメラとして活用する方法を紹介した。とはいえ、古い端末は下取りに出して手元にない、という人もいるだろう。そこで、今回は、PCやMacのカメラを監視カメラとして利用できる「Air Cam Live Video」の使い方を紹介する。

PCのカメラを監視カメラとして活用しよう

遠隔地の監視から不正利用のチェックまでできる

 古いiPhoneがない、という人は「Air Cam Live Video」を使って、Windows PCやMacを監視カメラに仕立てられる。PCのウェブカメラの映像や音声を外出先のiPhoneでチェックできるのだ。スマホアプリは有料だが、Windows XP/Vista/7/8とMac OS X 10.7~のアプリは無料でダウンロードできる。

 スマホとPC、Macにアプリをインストールし、同じメールアドレスとパスワードでログインすれば、接続できる。外出先から自宅のルーター越しに接続することも可能だ。ルーターがUPNPに対応していない場合など、うまく接続できない場合はポートの開放を行なう必要がある。アプリが利用しているポートはPC・Macアプリの設定を開き、「Options」の「Port」で確認できる。不正アクセスを防ぐために、このアプリを利用していること、また設定したメールアドレスとパスワードは絶対に人にわからないようにすること。

Air Cam Live Video App
価格800円 作者Senstic
バージョン3.4 ファイル容量24.8 MB
カテゴリー写真/ビデオ 評価(3.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 6.0以降

アプリを起動すると、Bluetoothをオフにするように勧められる

メールアドレスとパスワードを設定する

アプリが起動した

Macにアプリをインストールする

アプリを起動したら、登録したメアドとパスワードでログインする

Macのカメラの映像が表示される。「Connection」でIPアドレスや接続設定を確認できる

iPhoneアプリを起動すると、Macのカメラが表示されている。画面は同じWi-Fiに接続している状態

Macのカメラの映像を確認できた

Windows版もMacと同じUI。ウェブカメラを切り替えることもできる

スマホアプリで、複数のカメラを切り替えられる。画面はWindows PCとMacの2台が表示されている

外出先からアクセスする際は「Remote Automatic Connection」を利用する

パスワードを入力して、「Go」をタップ。「Remember It」をオンにしておくとアプリにパスワードを記憶させることができる

カメラのアイコンをタップすると撮影、ビデオのアイコンをタップすると録画できる

「i」アイコンをタップすると、カメラの細かい設定が可能

次ページでは、「隠ぺいモードでアプリを実行する

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