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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第62回

iPadとiPhoneでクリップボードを共有できる「CloudClip」を徹底解説

2015年03月25日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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 iPhoneでコピーしたURLや画像をほかのiPhoneやiPadで利用したいことがある。普通はメールを利用したりして共有するが、クリップボード共有アプリを利用すれば手間が省ける。今回は、iCloudを利用して、複数端末でクリップボードを共有できる「CloudClip」の使い方を紹介する。

iPhoneでコピーしたデータをシームレスにiPadでも活用できる!

コピーした文字列や画像の履歴を利用できる

 文字列や画像をコピーすると、クリップボードにデータが保存され、ペーストするとそのデータが貼り付けられる。クリップボードはひとつなので、2つ前にコピーしたデータを貼り付けるにはもう一度コピーする必要がある。これはWindowsの仕様なのでどうしようもないが、コピー&ペーストを繰り返す場合は手間がかかる。そんな時に活躍してくれるのがクリップボード拡張アプリだ。コピーしたデータの履歴を記録し、ワンタップで再利用できるのがウリ。無料アプリでもいくつか公開されているのだが、今回はほかの端末でもクリップボードを共有できる有料アプリ「Clipboard Manager and History」を紹介する。

 「Clipboard Manager and History」はiCloudを利用し、同じApple IDでサインインしている端末でクリップボードを共有できるのが特徴。さらに、テキストデータだけでなく、画像もコピー&ペーストできる。「iCloud Drive」を有効にしておこう。また、アプリをインストールしたら、iOSの「設定」からアプリの設定画面を開き、「SYNC STRATEGY」→「Strategy」を「iCloud」にすれば完了だ。アイコンに表示されるアプリ名は「Clipboard」なので見逃さないようにしよう。

Clipboard Manager and History App
価格200円 作者Alessandro Pappalardo
バージョン3.0.1 ファイル容量15.9 MB
カテゴリー仕事効率化 評価(4)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 7.0以降

iCloudの設定画面を開き、「iCloud Drive」をオンにする

アプリを起動すると、通知の許可を求められるので「OK」をタップする

iOSの「設定」から「Clipboard」を開く

、「SYNC STRATEGY」→「Strategy」を開き、「iCloud」にチェックすれば準備完了だ

次ページでは、「コピーしたデータをワンタッチで再利用

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