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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第61回

バッテリー切れ時にiPhoneの場所を通知する「FINAL SHOUT」を徹底解説

2015年03月18日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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 絶対になくしたくないiPhoneだが、飲み会でお酒が入ったりすると忘れがち。そんな時に役立つのが「iPhoneを探す」だが、バッテリー切れだと使えない。そこで今回はバッテリー切れのときに、メールやSNSにiPhoneのある場所を投稿できるアプリ「FINAL SHOUT」の使い方を紹介する。

「FINAL SHOUT」があれば、バッテリー切れのiPhoneでも、忘れてきた場所が分かる!

iPhone紛失に気が付いたらすぐに探し出す

 個人情報の塊であるiPhoneは絶対に紛失したくないところ。もちろん、高価なデバイスというのも重要。しかし、飲み会などでは意識が離れてしまい、忘れてしまうことがある。そんなときのために「iPhoneを探す」アプリは使えるようにしておきたい。とはいえ、夜の飲み会時にはバッテリーがピンチで、気が付いたときにはバッテリー切れを起こしているということも多い。そうすると、iPhoneを探すことはできない。そこで活躍するのが「FINAL SHOUT」。今回は、「iPhoneを探す」の使い方のおさらいと「FINAL SHOUT」の使い方を両方紹介する。

iPhoneを探す App
価格無料 作者Apple
バージョン4.0 ファイル容量5.6 MB
カテゴリーユーティリティ 評価(3)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 8.0以降
FINAL SHOUT App
価格無料 作者kentaro hayashi
バージョン1.0.3 ファイル容量5.6 MB
カテゴリーユーティリティ 評価(3)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 6.1以降

 まずは「iPhoneを探す」を使えるようにしよう。Apple謹製の標準アプリで、iCloudの利用が前提になっている。アプリがない人は、AppStoreからダウンロードできる。

 「iPhoneを探す」はiCloudの設定で、あらかじめオンにしておく必要がある。iPhoneを修理に出す場合などはオフにするようにと言われるが、修理から帰ってきたら必ず有効にしておこう。

 iPhoneをなくしたら、ほかのiPhoneやiPadから「iPhoneを探す」アプリを起動して場所を確認できる。PCのブラウザーから「icloud.com」にアクセスしてもいい。「iPhoneを探す」機能では、単にiPhoneがある場所を表示するだけでなく、端末から音を鳴らしたり、画面をロックして紛失モードをオンにしたり、端末の情報を消去することができる。

 iPhoneがある場所に来ているのに端末が見つからない場合は、サウンドを鳴らして確認できる。落とした人に連絡してもらいたいなら、紛失モードで画面をロックしつつ、電話して欲しい番号などをメッセージで表示する。盗難に遭ったと考えられるなら、個人情報の保護を優先してiPhoneのデータを遠隔消去することも可能だ。ただし、消去してしまうと「iPhoneを探す」機能も利用できなくなるので、最後の手段と言える。

設定から「iCloud」を開き、下にスクロール。一番下の「iPhoneを探す」をオンにしよう。確認ダイアログが出るので、「許可」をタップすれば完了だ

端末を紛失したら、別の端末で「iPhoneを探す」を起動。Apple IDでサインインする

探したい端末を選択する

地図上にiPhoneの位置が表示される

「アクション」をタップすると、サウンドを再生したりリモートで端末の情報を消去することができる

次ページでは、「バッテリーが切れたiPhoneの場所を探す

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