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2015年の転換期、メーカーはパソコン市場をこう考えている 第6回

PCが2極化する時代、マウスコンピューターは“人”を見る

2015年03月06日 09時00分更新

文● 鈴木誠史/ASCII.jp

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2015年、待望の新デザインPCが!?

――2015年はどのような製品が登場するのでしょうか?

畦田 春頃には価格と性能バランスに優れたノート製品群を発表できるかと思います。例年通り、新しいテクノロジーを搭載した製品に力を入れていきます。そして「クリエイター向けパソコン」ですね。

杉澤 いまG-Tuneには「MASTERPIECE」「NEXTGEAR」「NEXTGEAR-Micro」という軸があるんですが、そこに軸をもうひとつ増やすことはできないか、と考えています。

デザインが特徴的な「NEXTGEAR」シリーズ。2015年は新デザインのシリーズに期待!?

「この会社やりすぎ!」な取り組みを

――「飯山市のふるさと納税」や「G-Tuneちゃん」など、マウスコンピューターは製品以外の取り組みもユニークだなと感じます。

畦田 ふるさと納税は想像以上の反響がありました。一部製品の販売に影響があったほどです。

長野県飯山市の「ふるさと納税」の特典に採用された8型タブレット「WN801V2-BK」

杉澤 G-Tuneちゃんは2年目になります。良い意味で「この会社やりすぎ!」と思われる取り組みをこれからもやっていきたいなと思っています。それができれば会社が元気な証拠ですから。

MMDモデルデータを次々に配布するなど、企業のキャラクターとは思えないほど独自路線を行く「G-Tuneちゃん」

「マウスならでは」の機能を反映させたい

――最後に、今年の意気込みを教えてください。

畦田 「Time to Market」というキーワードを大事にしているので、やはり新しいテクノロジーが発表されると同時にしっかり製品を届けたいですね。それとは別に新しいコンセプトの製品も、ユーザーからのフィードバックを反映しながら作っていきたいと考えています。期待していてほしいですね。

杉澤 良いものをコストパフォーマンス高く、早く取り上げていくこと。これに関しては今まで以上にやる。そこに追加として「マウス/G-Tuneならでは」という機能を製品に反映させたい。どんなものをいつ出せるとかではなくて、これは2015年のテーマです。「あなた個人に向けたG-Tune」、これを実現できたら面白いんじゃないのかなと思っています。いま言えるのは、ここまで!

――本日はありがとうございました!

「あなた個人」向けPCの実現。2015年のマウスコンピューターに期待だ

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