通信環境を整える
モバイル環境を実現するために別途ルーターが必要になるのだが、これはテザリングでも構わない。今回は余っていたスマホでローカルネットワークを作ってみたが、とくに問題はなし。またオンラインにする必要がない用途であれば、LIVAをアクセスポイント化してもいい。手順としてはコマンドプロンプトで、以下のコマンドを打つだけでいい。
netsh wlan set hostednetwork mode=allow ssid=(アクセスポイント名を入力) key=(パスワードを入力)
keyusage=persistent
netsh wlan start hostednetwork
そして操作面はキーボードとパネル……といいたいところだが、スマホを活用する。これはリモートデスクトップアプリがそろったのもあり、だいぶハードルが低くなったからだ。今回はiPhone 5sを使用しているが、実用的なレベルを考えると、iPad miniやNexus 7などの8インチゾーンに位置するタブレットが無難だろう。
またリモートデスクトップアプリによっては、マルチディスプレーも可能であり、意外と拡張性は高い。ただ今回はLIVAはiPhone 5とほぼ同じ大きさなので、iPhoneでWindowsをモバイルしたいという欲求を満たすために、iPhoneを採用している。
これがD.E.S.U.N.O 'Plusだ!
では実際にD.E.S.U.N.O 'Plusのモバイル形態へのシフトを見てみよう。なるべくコンパクトに済ませたいので、結束バンドによる各パーツの固定ではなく、吸盤シートを使用している。吸盤シートは東急ハンズで入手したもので、浴室用のアイテムとして販売されているものだ。
→次のページヘ続く (実際に外で使ってみた)
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