ECSと正規代理店のリンクスインターナショナルが都内で新製品発表会を実施し、Windows 8.1 with Bingを搭載した超小型デスクトップPC「LIVA」を発表した。12月6日より販売が開始される。
ECSの「LIVA」は、本体重量約190g、筐体容積0.4リットルの手のひらサイズPC。すでに発売されている 「LIVA」(実売価格:1万8980円)とスペックは同じで、内蔵ストレージのeMMCにあらかじめWindows 8.1 with Bingをプリインストールしたものが、今回発売される新製品となる。
スペックをおさらいすると、CPUは「Celeron N2807」(1.58GB)で、DDR3L 2GBのメモリーと、64GBもしくは32GBのeMMCストレージを内蔵する。インターフェースは、有線LAN、HDMI出力、D-sub出力、USB 3.0×1、USB 2.0×1を備え、IEEE 802.11a/b/g/nとBluetooth 4.0に対応する。サイズは118(W)×70(D)×56(H)mm。
想定売価は、64GBモデルの「LIVA-C0-2G-64G-W-OS」が3万円前後(税抜)、32GBモデルの「LIVA-C0-2G-32G-W-OS」が2万8000円前後(税抜)。21日より秋葉原の各店で予約受付を開始する。
Windows 8.1 with Bingをプリインストールしただけで価格が約1万円上昇しているが、リンクスインターナショナルによると、これは昨今の円安による影響が大きいという。為替レートが円高寄りに落ち着けば、売価をもっと下げられるとのこと。
とはいえ、電源を入れるだけですぐに使える完成品PCが約3万円で買えるのだから、十分安価といえる。