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JAWS-UG東北勉強会レポート 第1回

JAWS-UGほか数多くのコミュニティが集結!明日が見える会に

東北のITの息吹を感じるJAWS FESTA Tohoku 2014開催中

2014年09月06日 13時30分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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9月6日、仙台の東北電子専門学校において、「JAWS FESTA Tohoku 2014」が開催された。JAWS-UGを中心に、数多くの東北のコミュニティが参加したイベントでは、勉強会やハンズオンのほか、ユニークなコミュニティ活動も数多く披露される。

東北にはいいサービス、エンジニアがたくさんある

 JAWS FESTA TohokuはAWSのユーザーコミュニティであるJAWS-UGが主催するイベントで、昨年、大阪の京セラドームで行なわれたJAWS FESTAの東北版になる。AWSユーザーで構成されるJAWS-UGを中心に、さまざまなコミュニティや企業が集結した。

会場となった東北電子専門学校

 イベントの冒頭、挨拶に立ったJAWS-UG山形の赤塚誠二さんは、関西に続くJAWS FESTAの開催地として立候補した経緯を説明。「IT物産展という副題の付くとおり、東北にはいいもの、エンジニアやサービスがたくさんあるので、これをずらっと並べ、全国のみんなでシェアしたい。そして、明日が見えてくるような会にしたい」というイベントの趣旨を披露した。

開会の挨拶をする実行委員長の赤塚誠二さん

 赤塚さんは、自身がライフワークとする「顔抜き」の写真と共に、「勉強会」「コミュニティ」「復興ビジネス」という3つのイベントの見所を紹介した。

見どころ1「勉強会」(伊香保関所)

見どころ2「コミュニティ」(毛利元就)

見どころ3「ビジネス復興事例」(伊達政宗)

 まず基本となる勉強会やハンズオンでは、在京・在阪の有名スピーカーがVPC、S3、EC2のほか、CloudFoundation、CloudWatch、MySQL RDS、CloudFront+Route53などのサービスについて解説する。初心者向けセッションのほか、キッズ向けのハンズオンやクラウド型電話「Twilio」や「Kinesis+GPGPU」「Docker on AWS」などに関するセッションも行なわれた。赤塚さんは、「これを聞けば、就職も転職もできるし、背も伸びるし、彼女も彼氏もできる」とアピールした。

 また、JAWS-UGのプラットフォームにさまざまなコミュニティや勉強会が相乗りしているのも大きな特徴。「東北には数多くのコミュニティがあるが、今回は20くらいが参加してくれている」とのことで、Fandroid EAST JAPANやWordBench仙台、Scrum、MAKOTO、わにる.jp、DevLOVE仙台、JAZUG Sendai、東北デベロッパーズコミュニティーなどが登壇する専用トラックも用意された。さらに、東北ならではの復興ビジネスに関するトラックやJOBボード、もちろん夜は懇親会が用意されており、さまざまなユーザーが楽しめるという。

もちろんJOBボードや懇親会も!

 会場が専門学校ということで、セッション会場はいわゆる教室。プロジェクターや黒板を使った熱血セッションが至る所で繰り広げられている。また、イベント自体がボランティアによって運営されていることもあり、会場自体が手作り感満載となっている。

会場前にスクラムを組むJAWS-UGのメンバー

手作り感満載の会場案内

いわゆるビッグトラックが行なわれる視聴覚教室

専門学校ということで、セッションは教室で行われている

 午後に数多くのセッションが開催されることもあり、参加者も徐々に増えてきている。各セッションのレポートは後日掲出する。

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