「ALSアイス・バケツ・チャレンジ」に樋口泰行社長も参加
ところで、最近では、著名人などが参加している「ALSアイス・バケツ・チャレンジ」が話題だが、日本マイクロソフトの樋口泰行社長も参加した。
ALSアイス・バケツ・チャレンジは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者と団体を支援する募金イベントであり、指名されると、24時間以内に100ドルをALS協会に寄付するか、氷水を頭からかぶるか、あるいは両方を選択しなければならないというもので、その輪が全世界に広がっている。
米マイクロソフトでも、創業者であるビル・ゲイツ氏や、スティーブ・バルマー(Steve Ballmer)前CEO、そして、現CEOのサティア・ナデラ(Satya Nadella)氏が氷水をかぶっている。
樋口社長は、レノボ・ジャパンのロードリック・ラピン社長から指名を受けて、8月21日にOne Microsoft Cafeにおいて、ALSアイス・バケツ・チャレンジに挑戦した。
約200人の社員が見守る中、自分でかぶるか、誰かがかけるかをその場で選択。樋口社長本人の希望は「かけてほしい」とのこと。そこで、コーポレートコミュニケーション部の岡部一志部長が、脚立に乗ってバケツに入った氷水を頭からかけることになった(動画は日本マイクロソフトのFacebookページで公開)。
社員が、社長に、頭から氷水をかけるというような機会は最初で最後かもしれない。
氷水をかぶった人の権利として行使できる次の指名として、樋口社長は、アドビ システムズの佐分利ユージン(Eugene Saburi)社長を指名した。本来は3人指名できるのだが、樋口社長はひとりだけの指名とした。
佐分利社長は、今年7月1日から、アドビ システムズの代表取締役社長に就任したばかり。それまでは19年間マイクロソフトに在籍しており、直近では米マイクロソフト本社でエンタープライズサーバー製品マーケティング担当ゼネラルマネージャーとして活躍していた。
米本社から日本法人への復帰を期待していた樋口社長にとって、佐分利氏のアドビ システムズ入りは驚いたことだろう。それもあっての指名だったのかもしれない。
なお、佐分利社長のALSアイス・バケツ・チャレンジの様子は、アドビ システムズのFacebookページで公開されている。
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