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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第170回

神端末過ぎる! 「Surface Pro 3」をあらゆるシーンで活用する技

2014年08月14日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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カフェなどの飲食店では2Wayスタイルで空気に合わせて

 Surface Pro 3はタブレット端末だが、別売りのタイプカバーを装着すればノートPCとして利用できる。厚さ3mmで、手触りのいい素材のカバーなのだが、日本語キーボードとしても利用できる。パンタグラフ式で、浅いながらもきちんとストロークが確保されている。LEDバックライトも搭載し、暗いところでの作業も問題なし。カフェなどの飲食店でノートPCとして活用できる。

 Surface Pro 3のタイプカバーはディスプレー部分が折れて、傾斜が付くようになっている。一般的なキーボードのような感覚で利用できるのは快適だ。ただし、筆者のように強いタイピングで入力する人は、ペコペコとタイプカバーがたわんでしまう。そんな時は、折り曲げを伸ばしてフラットな状態で入力すればいい。テーブルに直接着くので、強くタイプしても高速入力が可能だ。

 店内が混んできたりしてノートPCを開く雰囲気でなくなったなら、タブレットスタイルで利用すればいい。12型ディスプレーはiPadよりもずいぶん大きいが、その分操作しやすいし、閲覧性にも優れている。

Surface Pro 3のタイプカバー。前モデルのタッチパッドは感圧式だったが、本製品はクリックすることもできる

ノートPCが使えるような状態なら、キーボード付きで作業できる

ちょっとカウンターにノートPCを置ける雰囲気でないなら、タブレットスタイルで操作する

電源が使える新幹線で出張先までに仕事を進める

 出張時の移動中にも仕事ができる。バッテリー駆動時間は約9時間なので、途中でバッテリー切れになることはないだろう。出張先でもPCを使うなら、コンセントを備えている新幹線に乗ろう。最近は、電源対応の車両も増えてきて便利になった。

 Surface Pro 3をノートPCスタイルで利用する場合、背面のスタンドを開いてキーボードを装着する。キックスタンドがある分、ノートPCよりも必要な設置面積は広くなるが、新幹線のテーブルにぴったり乗るので問題なく操作できる。

 ただし、キーを強めに押す人がバリバリと長文入力をすると、前の席に揺れが伝わり、迷惑をかけてしまう可能性がある。そんな時は、足の上で利用しよう。スタンドタイプとはいえ、足の上でも問題なく利用できる。しかも、Surface Pro 3では、スタンドがさらに改良され、150度まで開くようになったのだ。思いっきり傾ければ、足組みしていても、ひざ上で利用できる。

キックスタンドを開いて本体を立てる

タッチカバーは近づけると磁石の力でぴったりとくっつく

新幹線のテーブルにぴったり乗る

新幹線のコンセントを有効活用

ひざの上でも利用できる

スタンドをさらに倒せば、150度まで開くことができる

足組みしても利用できる

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