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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」第165回

「ChromeCast」でリビングのテレビを活用するワザ

2014年06月05日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 先月末にGoogleの「ChromeCast」が発売された。Googleの端末というブランドに加え、価格が4600円前後とお手頃なので注目されているようだ。とはいえ、ホームページの「小型のメディアストリーミング端末」という説明だけでは、どんなガジェットなのかわかりにくい。今回は、「ChromeCast」でリビングのテレビを活用するワザを紹介しよう。

「ChromeCast」があれば、手持ちのスマホからテレビに動画を流すことができる!

「ChromeCast」をHDMI端子に装着!

 アメリカでは昨年夏に発売されていたChromeCastだが、日本では5月28日にやっとお目見えした。HDMI端子を備えるドングルタイプのガジェットで、テレビに直接装着して利用する。Wi-Fiも内蔵しており、インターネットやネットワーク上のコンテンツをテレビに映し出すことができる。

 ChromeCastの実売価格は4600円前後とリーズナブル。パッケージはコンパクトでスマートなデザインだ。中には、ChromeCast本体とHDMI延長ケーブル、ACアダプター、microUSBケーブルが同梱されている。Wi-FiはIEEE802.11b/g/nをサポートしているが、周波数の対応は2.4GHzのみ。暗号化機能はWEPとWPA/WPA2を利用できる。

 本体はテレビに直接装着するが、端子の位置によってはそのまま挿さらないこともあるだろう。その場合は、HDMI延長ケーブルを利用する。また、microUSB経由で電源を取る必要がある。テレビのUSB端子がない場合は、付属のACアダプターを利用することになる。

「ChromeCast」には、本体と充電器、HDMI延長ケーブルが付属している「ChromeCast」の本体。サイズは幅35x奥行き72x高さ12mm、重量は34g
HDMI端子に装着し、microUSBケーブルで給電する

スマホやPCでセットアップする

 ChromeCastには昔ながらの赤外線リモコンのようなものは付属していない。これは、スマートフォンやタブレット、PCなどをコントローラーとして利用するため。スマホの場合はiOSもしくはAndroidアプリをインストールしよう(AndroidアプリのURLはこちら)。

Chromecast App
価格無料 作者Google, Inc.
バージョン1.5.1 ファイル容量5.5 MB
カテゴリーユーティリティ 評価(3.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 6.0以降
「Chromecast」アプリをインストールする。OSはAndroid 2.3以降もしくはiOS 6.0以降が必要

 Chromecastが起動すると、「セットアップが必要です」と表示される。この状態で、スマホアプリを起動し、初期設定を行なう。まずはWi-FiでスマホとChromecastを接続。Chromecastに利用するWi-Fiの情報を設定し、ネットワーク経由で接続し直す。やや面倒だが、最初だけの操作なので頑張ろう。ちなみに、複数のChromecastが部屋の中にあっても、識別コードで使い分けることができる。

「Chromecast」の電源を入れてしばらくすると、テレビにこの画面が表示される
スマホの無線LAN設定を開き、「ChromecastXXXX」というアクセスポイントに接続するスマホアプリを起動し、利用規約に同意する「新しいChromecastのセットアップ」をタップする
「Chromecast」の名前を付ける。わかりやすい名前にしておこう
識別コードが表示される。スマホとテレビに表示されているコードが同じ事を確認して「次へ」をタップする
利用する国を選ぶ
「Chromecast」が利用するWi-Fiの設定を行なう。いつも利用しているWi-Fiを選択し、暗号化キーを登録しよう
「Chromecast」が単体でネットに接続すると、自動でアップデートが始まる。再起動されると、スマホとの直接接続は切断されるので、もとのWi-Fiに接続しよう
設定が完了した。デバイスをタップすると詳細情報を確認できる

スマホで操作して大画面テレビに動画を流す

 スマホからChromecastに映像を表示するには、アプリの対応が必要になる。Googleのホームページでは、「YouTube」や「Google Playムービー」「Google+フォト」を始め、「Plex」や「RealPlayer Cloud」など12種類の対応アプリが紹介されている。ドコモが運営している定額動画配信サービス「dビデオ」もサポートしているのがユニークだ。また、近日中にはauの有料動画配信サービスの「ビデオパス」にも対応する予定。

 例えば、YouTubeの場合は、メニューからChromecastのアイコンをタップすれば、再生が可能になる。再生中は、スマホ上の再生は止まり、テレビ側で再生がスタートする。この状態で、一時停止や先送りも行なえる。しかし、スマホからストリーミング再生しているわけではない。Chromecastがネットに接続して再生しているのだ。その証拠に、テレビで再生したまま、ほかのアプリを利用できるどころか、YouTubeアプリを終了させることもできる。

 スマホではそこそこ見られる画質でも、大画面テレビだと荒くなってしまうことが多い。できるだけ高画質の動画を再生するようにしよう。動画検索をする際、キーワードに「HD」を追加しておくと、高画質動画を見つけやすい。

動画を再生したら、画面をタップしてメニューを表示し、「Chromecast」をタップ。メニューが開くので再生したい「Chromecast」名をタップする
テレビで動画が再生される。数秒すると、詳細情報も非表示になる
スマホ上で一時停止やゲージを動かして早送り・巻き戻しが可能
操作は1テンポ遅れて反映される
「Chromecast」ボタンを押し、「接続を解除」をタップすれば、再生が終了する

次ページでは、早くも続々リリースしているChromecast対応アプリを紹介

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