Surface Pro 3って、「なんか面白そう」な感じがある
Surface Pro 3には積極的に持ち出したくなるような魅力がある。
Surface Pro 3とは何か? 12型のWindowsタブレットでもある。Ultrabookでもあるような気がする。デタッチャブルタイプのノートPCに近い要素もある。そしてビジネスのためだけのものかというと、そうでもないというか、遊びのシーンに携行しても面白そうな雰囲気、持って行くと重宝しそうな雰囲気を持っている。
何がそうさせているのか。1つは外観と軽さだろう。約9.1mmと薄く、重量は約800g。マグネシウム合金製ですっきりした板のような外観と、荷物の隙間にも収まるコンパクトさ。持っていると嬉しくなるような感じ。
もう1つ、Surface Pro 3を“面白そうなガジェット”にしているのが、標準で付属する「Surfaceペン」。端的に表せば、「単6乾電池で駆動するデジタイザー」なのだが、面白いのはOneNoteとの連携機能。ノック1回でいつでもOneNoteが起動、ノック2回で表示中の画面をキャプチャーした上でOneNoteが起動する。
ちょっとしたメモ書きにももちろん重宝する機能だが、ペンの太さや色味を切り替えられ、本体側で筆圧も感知してくれるため、少し凝ったイラスト制作などにも使えそう。写真を撮って何かを書き加えた上でSNSに投稿するといった使い方にも向きそうだ。
Surface Pro 3を旅行に持っていってはどうか?
デジタルグッズに興味があって、イラストが描ける人物。
初めに浮かんだのが“萩本欽一最後の弟子”である芸人のタカガキだ。彼と筆者とは学生時代の友人なのだが、学生時代、iPadとBluetoothキーボードを使ってネタ作りに励んでいた様子をよく覚えている。彼がSurface Pro 3を片手に小旅行をしてくれたら、面白い使い方をしてくれそうだと思った。
「夏の旅がもっと楽しくなる」とうたいつつ、夏も終わりそうな、しかし残暑の続きそうな気配もある8月末。タカガキと江ノ島に出かけてみた。Surface Pro 3は、旅にどんな華を添えてくれたのか。次のページから見ていく。