個人でフリーマーケットなどを運営している場合、決済方法は基本的に現金のみだろう。しかし、今や個人事業主でも、手軽に低コストでクレジットカード決済を採用することができる。スマホやタブレットを決済端末にする「Square」だ。今回は、Squareリーダーの活用方法を紹介しよう。
カードの読み取り端末は無料でもらえる!
「Square」は2009年に設立され、アメリカでモバイルクレジットカード決済の先駆者としてスタート。スターバックス全店で導入されるなどサービスを広げた。個人事業主でも導入できるうえ、申し込みにも手間がかからない。決済手数料は3.25%と安く、初期費用や月額固定料、振込手数料などは一切不要。VISAだけでなく、MasterCardやAmericanExpressなどにも対応している。しかも、最短翌営業日に入金されるというのだから、既存の店舗にとっても魅力的だ。
まずは、無料アカウントを作成しよう。三井住友銀行または、みずほ銀行の口座を利用しているなら、23時59分までの売上金額は、翌営業日に振り込まれる。それ以外の口座を利用してる場合は、木曜日の深夜0時から翌週の水曜日23時59分までの売上が、翌週の金曜日に振り込まれる。すぐに現金が欲しいなら、三井住友銀行もしくは、みずほ銀行の口座を利用しよう。完了したら、登録した住所にSquareリーダーが発送される。到着したら、即利用可能だ。
Squareレジ - SquareのモバイルPoSでクレジットカード決済を。 | |||
---|---|---|---|
価格 | 無料 | 作者 | Square, Inc. |
バージョン | 4.4 | ファイル容量 | 35.6 MB |
カテゴリー | ビジネス | 評価 | (3.5) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 6.0以降 |
金額を入力してカードを通すだけの簡単決済
アプリを起動したら、GPSによる位置情報利用とマイクへのアクセスを許可する。取引の情報を正確に記録するために位置情報が必須で、Squareリーダーはマイク端子に接続して利用するためだ。Squareリーダーをきちんと挿し込むと自動的に認識され、使えるようになる。
価格を入力し、クレジットカードを通せば決済できる。カードは特にゆっくり通す必要もない。カードを奥まで入れて、さっと手前に引くようにと押せばいい。
サインは端末に指で書いてもらうことになる。iPhoneやスマホの場合は領収書を出すことはできないが、電話番号を入力してもらえば、SMSで届く。ちなみに、iPadで利用する場合は、レシートプリンターやキャッシャーなどと連携することが可能。とはいえ、もちろん別料金なので、個人事業主はレシート送信で十分だろう。
この連載の記事
-
第342回
トピックス
低解像度の古い写真を高画素化するAI「Topaz Gigapixel AI」で印刷品質にするワザ -
第341回
iPhone
iOS 16で変わった時計のフォントは変更可!? ロック画面を思いっきりカスタマイズしよう -
第340回
スマホ
バッテリー消耗問題が解決したiOS 15.4の新機能をチェックする -
第339回
スマホ
新顔のスマートリモコン「Nature Remo mini 2」で家中の家電をスマホでオンオフするワザ -
第338回
iPhone
格段に進化したiOS 15! イチオシの新機能10を一挙紹介 -
第337回
トピックス
標準機能が充実しているVivaldiブラウザーに乗り換えればウェブ閲覧が超快適になる -
第336回
トピックス
3000円以下で手に入る防水防塵ナイトビジョン対応の高性能監視カメラ活用術 -
第335回
iPhone
スマートトラッカーの決定版「AirTag」を活用して探し物を即見つけるワザ -
第334回
トピックス
今年ブレイクの予感!? ありとあらゆる情報を一元管理するサービス「Notion」がイチオシのワケ -
第333回
トピックス
もっと便利に活用しよう! Googleスプレッドシート使いこなしテクニック 7選 -
第332回
トピックス
Windows 10標準ブラウザー「Edge」がChromeの機能を使えるようになっているの知ってた? - この連載の一覧へ