マルチディスプレイのインパネは
まさにロボのコクピット
BMW i3のもうひとつの特徴は、高度なシステムとコンピュータを統合したマルチディスプレーにある。運転席前にあるのは、スマートフォンよりちょっと大きめのディスプレーで(ファブレットサイズ)、スピードメーターなどのいわゆるインパネまわりのものがすべて表示される。太陽光が差し込んだら見えないんじゃ? と思いつつ試乗したが、見づらさを感じるシーンは1度もなかった。
運転席と助手席の間にあるのは、ナビゲーションディスプレー。たとえは悪いが、大きさは箱ティッシュぐらいの大型画面で16:9ではなく、映画のシネスコサイズぐらい横長になっている。このディスプレーは、カーナビになっているだけでなく、車のコンディションや設定、オーディオやドライビングモードなど、各種のシステムが統合されたディスプレーだ。カッコよく言うと、ドライブ・マネジメント・ディスプレーみたいな感じ。