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BMW初のEV「i3」は環境とドライバーの心に優しい

2014年05月24日 14時00分更新

文● 藤山哲人  ●車両協力/BMW Japan

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マルチディスプレイのインパネは
まさにロボのコクピット

 BMW i3のもうひとつの特徴は、高度なシステムとコンピュータを統合したマルチディスプレーにある。運転席前にあるのは、スマートフォンよりちょっと大きめのディスプレーで(ファブレットサイズ)、スピードメーターなどのいわゆるインパネまわりのものがすべて表示される。太陽光が差し込んだら見えないんじゃ? と思いつつ試乗したが、見づらさを感じるシーンは1度もなかった。

遠目に見ただけだと凄くシンプルな運転席回り

インパネはこんな感じでコンパクト。画面の中央1/3が液晶になっていて、上下はワーニングやウィンカーなどのランプがつく

イグニッションをONすると、速度計、トリップメーター、単位電量あたりの走行距離、充電・放電のタコメーター、FUELとバッテリー残量計などが表示される

ナビゲーションディスプレーは左右に大きい。スマートフォンと違ってタッチセンサーではなく、専用のパッドとエアコン上にある押しボタンスイッチで操作する

ナビゲーションのコントロールをするパッド(右下)

 運転席と助手席の間にあるのは、ナビゲーションディスプレー。たとえは悪いが、大きさは箱ティッシュぐらいの大型画面で16:9ではなく、映画のシネスコサイズぐらい横長になっている。このディスプレーは、カーナビになっているだけでなく、車のコンディションや設定、オーディオやドライビングモードなど、各種のシステムが統合されたディスプレーだ。カッコよく言うと、ドライブ・マネジメント・ディスプレーみたいな感じ。

ハンドルの右側はセレクターレバーとワイパー

左側はウィンカー。右ハンドルだけど左ウィンカーなので、最初は間違いやすい

右下はヘッドライト周りと、さらにその下はトランクオープナースイッチになっている

スイッチ類はファミリーカーの倍以上あるので、操作するのがメチャ楽しい。ただしメカが苦手な人でも、最低限のスイッチで操作可能になっている

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