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クアルコム、BMW i8にワイヤレス給電システムを搭載

2015年08月26日 19時01分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp

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 電気フォーミュラカー「フォーミュラE」に技術提供しているクアルコムは、FIA フォーミュラE選手権 第2シーズンで使用するオフィシャルクアルコムセーフティーカーの「BMW i8」にクアルコム Halo 7.2kWワイヤレス給電システムを搭載すると発表した。

 10月17日に中国・北京で開幕されるFIA フォーミュラE選手権 第2シーズンで使用する2台のセーフティーカー・BMW i8は、クアルコム Halo 7.2kWワイヤレス給電システムで充電される。この給電システムは、昨シーズンにリリースした3.6kWシステムに比べ、1時間あたり2倍の電力を送電することが可能なため、約1時間で車両をフル充電できるとのこと。

 クアルコム Halo 7.2kWワイヤレス給電システムをサポートするクアルコム Halo DD技術は、ワイヤレスでエネルギーを効率的に伝送するために必要な磁界構造を最適化する事で、位置ずれ時にも高い結合係数を保持し、駆動電流も抑え、かつ高出力にも対応できるという。

 フォーミュラEのレースを見ながら、セーフティーカーも注目してほしい。


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