このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

スマホで始める「音楽アプリ部」 第38回

遊びながらしっかりとした音が作れる

簡単で音は本格、エレクトロを楽しむなら「Glitch Breaks」がおススメ!

2014年03月23日 12時00分更新

文● 藤村亮

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 App Storeの音楽カテゴリーアプリの中でも特に多いのが、リズム系のもの。オールド機材の音色を再現しつつ進化させた「DM1-The Drum Machine」のような本格的なものから、キッチュな面白さを売りにした「8bit Drum」のようなガジェット的なものまで、たくさんのアプリがリリースされています 。

 今回紹介するiOS向けの「Glitch Breaks」はEDM(Electronic Dance Music)に特化した多彩なリズムが収録されたアプリ。難しい操作をしなくても手軽にリズムのリミックスが楽しめます。

GlitchBreaks App
価格¥500 作者Alex Matheu
バージョン1.36 ファイル容量54.0 MB
カテゴリーミュージック 評価(4.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 5.1以降

パッドを触れば音が鳴り、Picthバーをいじればテンポが変わる

 画面構成は無駄なくシンプル。画面下部に並んだ4つのパッドをタップすると、それぞれのパッドに設定したリズムパターンを再生できます。再生や録音、各パッドへの音色の読み込みや機能の変更など、総括的なコントロールは左上のメニューにまとまっています。

 全体のリズムパターンのテンポは画面右上のBPMで設定し、Pitchバーでリアルタイムにコントロールが可能。画面左端のフェーダーで全体の音量を調整します。

近未来風の配色でまとめられたクールなデザイン。青く光っているのが再生しているパッド。波形になっているPitchバーを押さえればテンポが変わります

 音色を選択するには、左上メニューのフロッピーアイコンをタップ。リズムパターンはさまざまなバリエーションが収録されており、プリセット数は131種類と実に豊富に用意されています。

 名前の先頭にリズムパターンのテンポの数値が入っているので、ループのスピード感が把握しやすくなっています。トラック自体のテンポはパッドに読み込んだ段階で自動的にBPMに合わせて調整され、テクニックが必要なテンポ合わせの手間が一切かからず簡単です。

まさにEDMといった雰囲気の、ハードで派手なループを多彩に収録

 ミキサーモードを選択し、それぞれのパッド横にあるフェーダーを上下させればフェードイン/フェードアウトも手軽に演出できます。

ミキサーモードでは最大4トラックを同時に鳴らせるので、厚みを出したいときにも使えます

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン