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Windows 8.1をXPのようなUIに変える方法なども紹介

Windows XPユーザー必読! サポート終了に関するまとめ

2014年03月19日 11時59分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部

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 Windows XPのサポート終了が4月9日に迫っているのは周知の通りだ。

 そもそも、マイクロソフトの製品サポートライフサイクルには「メインストリームサポート」と「延長サポート」の2段階が存在する。メインストリームサポートでは、新バージョンのInternet Explorerの無料配布など新機能追加が行なわれ、セキュリティ更新プログラム(セキュリティパッチ)が提供される。一方、延長サポートでは新機能追加の対象外となるが、セキュリティパッチは提供される。よって、新しいIEを使いたいといった要望には応えてくれなくなるが、脆弱性は塞がれるため製品を安全に使うことはできる。

サポートライフサイクルのフェーズ。「延長サポートフェーズ」の終了が、実質上OSの製品寿命となる

 Windows XPはメインストリームサポートが既に終了しており、今回の延長サポート終了をもって完全にサポート対象外となる。修正プログラムが更新されずに脆弱性が放置されるため、その後も使い続けているとPCがウィルスや不正プログラムに感染し、最悪の場合、個人情報が抜き取られる恐れもあるのだ。まだ移行が済んでいないユーザーはすみやかにWindows 7、あるいはWindows 8.1の導入を考えたほうがいいだろう。とは言え、どのOSにしようか迷っているという人、慣れないOSは使いづらそうだから設定を変えたいという人も多いのではないだろうか。

 そこで今回は、サポート終了後もXPを使用し続けるデメリットや、Windows 7、Windows 8.1の導入に関するテクニックなどが書かれた記事をまとめて紹介する。

XPを使い続けるとこんなにヤバイ! 犯罪に利用される恐れも!?

そのPCは大丈夫? Windows XPを使い続けてはいけない10の理由

 XPの登場からはや12年、さすがにもう限界でしょう――ということで、この記事ではサポート終了後もXPを使用し続けるリスクのいくつかを紹介している。ウェブページが正常に閲覧できない、Officeのサポートもあわせて終了するなど基本的な不都合のほか、マイクロソフトから修正プログラムが更新されないことにつけこみ、クラッカーがウィルスや不正プログラムをばらまく可能性も指摘している。「自分のPCには機密情報など入っていないから乗り換えなくても大丈夫」「ネットに繋いでいないから大丈夫」なんて思っている人も、是非一読してみてほしい。(記事本文はこちら)

ウィンドウズXP対策に企業の遅れ、継続利用が半数も

 企業にとってもXPサポート終了は他人事ではない。トレンドマイクロが昨年12月に実施したXPに関する企業ユーザー意識調査(企業のIT管理者515名を対象)によると、いまだに勤務先の業務用PCでXPを使用しているのは53.8%にのぼり、そのうちの約半数となる47.7%が延長サポート終了後の4月以降も業務用端末としてXPを使用すると回答しているそうだ。脆弱性対策については約半数が「検討すらしていない」という状況で、大規模感染も起こりかねない、極めて危険な状況におかれていることがわかる。(記事本文はこちら)

Windows 7、8.1……正直どうなの? 乗り換えユーザーの疑問に答える

まだ導入していない人のための Windows 7 10の疑問

 Windows 7の導入を考えている人はこちらの記事を参照するといいだろう。各エディションや64bit版と32bit版の違い、アップグレードの可不可などを説明しており、XPモードやクラシック表示などの設定面についても触れられている。(記事本文はこちら)

どれを買えばいい? Windows 7エディション全部解説

 Windows 7の各エディションについて、それぞれの用途にあわせたオススメやアップグレードの情報などを紹介する記事。Windows 7提供開始当時の記事だが、購入の際は参考になるはずだ。(記事本文はこちら)

ここが変わった! 早わかりWindows 7

 Windows 7の新機能や変更点をひとつずつ取り上げ、VistaやXPとどこが変わったのか、どう使いやすくなったのかを紹介した特集がこちら。Windows 7インストール用USBメモリーの作成方法なども説明している。(記事本文はこちら)

Windows 8.1は本当に良いんだって! XPユーザーの10のギモンを解消!

 そもそも最新のOSってどんなものなのか分からない、という人も多いのではないか。こちらの記事では、今使っているソフトはそのまま使えるか、データの移行はどうすればいいかなど、乗り換えユーザーの基本的な10の疑問に答えている。(記事本文はこちら)

Windows 8.1に乗り換える!……その注意点とテクニック

 こちらの記事では実際にWindows 8.1を導入する手順を、バックアップの取り方から詳細に解説。ちなみにXPからWindows 8.1へアップグレードするためにはスタンドアローン版やDSP版の購入が必要で、設定を引き継ぐことはできない。つまり、クリーンインストールが前提となる点には注意が必要だ。(記事本文はこちら)

XPサポート終了まであと3週間、乗り換えできなかった場合は?

 暫定的な措置ではあるが、期限までにXPからの移行ができないユーザーの取るべき対策を紹介している記事。日本マイクロソフトが期間限定で開設する「Office搭載パソコン乗り換えサポート窓口」についても説明しており、こちらの窓口では期間内であれば何度でも電話で無償サポートが受けられるという。(記事本文はこちら)

XPが恋しいあなたにおすすめのテクニック

やっぱりXPがいいというアナタに! Win8.1をXPや7風に使う10のテク

 XPからWindows 8.1へ移行したユーザーにとって、一番厄介なのはモダンUIの使い勝手だろう。この記事ではモダンUIを介さずデスクトップモードをメインで利用する方法や、どうしてもXPそっくりのUIにしたい人のための対処法が紹介されている。(記事本文はこちら)

XPそっくりにしたWindows 8.1のデスクトップ画面

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