油圧式変形機構が魅力!「VAIO Duo 11」ロードテスト 第16回
タッチ&スタイラス対応のメリットはここにある
「VAIO Duo 11」は「Photoshop Elements 11」とも相性バツグン!
2013年05月20日 11時00分更新
写真を思い通りに加工するなら「Photoshop Elements 11」がオススメ!
2012年9月に発売されたPhotoshop Elements 11は、VAIO Duo 11の2013年春モデルから店頭販売向けの標準仕様モデルにプレインストールされている。直販サイト「ソニーストア」限定販売のVAIOオーナーメードモデルなら、CTO購入時のオプションとして追加可能だ。
Photoshop Elements 11は、画像加工ツールの「Elements Editor」と画像管理ツール「Elements Organizer」の2種類のソフトで構成されている。今回は「Elements Editor」に焦点を当てて、その魅力を紹介しよう。
Photoshop Elementsはプロ向けの画像編集ソフト「Photoshop」の廉価版にあたる製品だ。新バージョンであるPhotoshop Elements 11ではインターフェイスが改良され、さらに便利な加工機能やフィルタなどが追加されている。新機能は細かい部分まで含めると相当あるが、主なものは以下の4点。
新機能その1:クイック編集モードで写真を手軽に補正
「クイック編集モード」は、少ない手順で画像を加工できるモード。ツールボックスには必要最低限のツールのみ表示され、さらに画面右側の各種機能を利用することで画像の明るさや色合いを手軽に修正できる。初心者や作業をパパっと終わらせたい人向けの簡易編集モードだ。ちなみにより高度な編集を行ないたい人向けには、すべての機能を利用できる「エキスパート編集モード」も用意されている。
新機能その2:加工手順がわかりやすいガイド付きの編集モード
「ガイド編集モード」は、画面の指示に従いながら画像を加工するチュートリアル的な編集モード。クイック編集モードよりも高度な効果を得られるのが特徴だ。旧バージョンでも同じモードが用意されていたが、インターフェイスがよりわかりやすく刷新され、さらに「チルトシフト」や「ハイキー」、「ローキー」、「ビネット」などの効果が追加された。
新機能その3:フカフカの毛もきれいに切り抜ける「境界線の調整」
写真の合成には切り抜きが付き物。しかし、複雑な形や細かい毛を含んだ対象をきれいに切り抜くのはたいへんだ。そんなときに便利なのが「境界線の調整」機能。範囲をおおまかに選択したあと簡単な設定を行なうだけで、はみ出した細かい部分を含めることができる。
新機能その4:フィルタ機能がパワーアップ
フィルタ機能とは、画像の見た目を一瞬で変えられる特殊効果のようなもの。Photoshop Elementsではお馴染みの機能だが、新バージョンでは「ペンとインク」や「コミック」など、写真をイラスト風に加工するフィルタが追加された。
元となったオリジナルのPhotoshopが超高性能ツールだけあって、Photoshop Elements 11は廉価版とはいえ高度な機能が多数用意されている。使い勝手もよいので、初心者はもちろん中級者以上のユーザーでも重宝するだろう。
(次ページ、「フルHD表示ではインターフェイスの使いやすさに難あり?」に続く)
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