パナソニックのミラーレス一眼エントリーモデル「LUMIX GF」シリーズの新機種「GF6」が先月末に発売となった。マイクロフォーサーズ採用の最新機種となる。
2011年に発売された「GF3」から前モデルの「GF5」へ進化したときには、中身中心で外観の変化は少なく、正直言って新鮮味がなかったが、今回は外観も大幅に変化している。
丸っこいシルエットがより直線っぽいデザインに
男子にも似合う高級感のある外観
ストロボを収納している盛り上がった中央上部やグリップ部分のデザインは従来機に近い感じだが、全体的に曲線の多かったイメージから直線が多くなり、シャープな印象が強くなった。
本体サイズは幅111.2×奥行38.4×高さ64.8mmで、GF5の幅107.7×奥行36.8×高さ66.6mmから若干低くなったものの、一回り大きくなっている。重量はバッテリーとメモリーカード込みで約323gとなっており、GF5の約267gより大幅に増えた。また同じミラーレス一眼LUMIXのミドルクラスモデル「GX1」と比較しても、サイズは小さいが重量(約318g)は重い。
インターフェースは従来モデルを踏襲。タッチ方式を採用するLUMIXシリーズに共通する操作感なので、同シリーズを使ったことのある人ならば問題はないだろう。
ボディカラーはホワイト、ブラック、レッドの3色から選べる。ブラックボディーには黒いレンズが、ホワイトとレッドのボディーにはシルバーのレンズが付属する。
上記のダブルズームキットのほかに、電動ズーム採用の「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.」が付属する電動ズームキットが7万8000円前後。ボディーのみが5万5000円前後で販売されている。
発売されたばかりなのでまだ値段は高めだが、最近のミラーレス一眼の中ではかなり低い価格設定と言っていいだろう。
