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エントリーだけど超多機能! ミラーレス一眼「LUMIX GF6」

2013年05月03日 12時00分更新

文● 周防克弥

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ISO 6400でも実用性のある高感度撮影性能

 撮像素子は有効約1600万画素(総画素数は約1668万画素)の4/3型 Live MOS センサーで、これはGH3とスペック上は同等となっている。実際には異なるセンサーではあるが、ほぼ同じ性能を得られると考えていいだろう。

 感度設定はISO 160からISO 12800までだが、感度拡張機能をオンにするとISO 25600まで選択できるようになる。

感度別撮影サンプル

ISO 160

ISO 160

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

ISO 25600

ISO 25600

 ノイズはISO 800あたりから発生しはじめて、ISO 3200あたりから目立ちはじめる。ISO 12800からはノイズ、偽色ともに増え、ISO 6400までと比べて一気に画質の低下がおきる。ISO 6400まではノイズリダクションがうまく効いていて実用性のある高感度撮影が可能だ。

エントリー機ながらチルト液晶を装備
もちろんタッチ操作も可能!

チルト液晶を採用。ハイアングルからローアングルまで、撮影の自由度が高くなった

 外観の進化で特徴的なのは背面液晶がチルト機構を備えたこと。下方向に約45度、上方向には約180度傾けられるので自分撮りにも役立つ。一眼レフスタイルの「GH」や「G」シリーズではマルチアングル液晶が標準的な装備だが、コンパクトタイプのシリーズでは初採用になる。

 GHやGシリーズでは横方向にも開閉するが、機構部分の大きさの問題かGF6では上下方向のチルトのみになっている。ただ、上下方向だけでも十分に使い勝手がいいし、180度上方向に傾けて自分撮りできるのはかなり便利だろう。

側面にはNFCを装備。対応するスマホやタブレットをタッチするだけで無線LAN接続の設定が完了するほか、タッチで画像転送なども行なえる

側面にはNFCを装備。対応するスマホやタブレットをタッチするだけで無線LAN接続の設定が完了するほか、タッチで画像転送なども行なえる

無線LANに対応しており、専用アプリをインストールしておけばスマホやタブレットからリモートで撮影が可能だ。電動ズーム装着時にはズーム操作も可能、タッチシャッター機能も使用できる

無線LANに対応しており、専用アプリをインストールしておけばスマホやタブレットからリモートで撮影が可能だ。電動ズーム装着時にはズーム操作も可能、タッチシャッター機能も使用できる

リモートコントロールの設定は簡単。カメラ側で指定しているアクセスポイントにつなぎ、パスワードを入れるだけ

リモートコントロールの設定は簡単。カメラ側で指定しているアクセスポイントにつなぎ、パスワードを入れるだけ

 また無線LANとNFCに対応し、スマホやタブレットに専用アプリをインストールすることで連携することが可能だ。NFCも対応機種でなら画像転送を行なうことができる。

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