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エントリーだけど超多機能! ミラーレス一眼「LUMIX GF6」

2013年05月03日 12時00分更新

文● 周防克弥

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特殊効果は5種類も追加! 全19種類が使用可能に

 画像に特殊効果を加えられる「クリエイティブコントロール」は、従来の14種類に「オールドディズ」「トイポップ」「ブリーチバイパス」「ファンタジー」「サンシャイン」の5種類を加えた19種類となった。

クリエイティブコントロールの撮影サンプル
(★付が新しく加わったもの)

ポップ

ポップ

レトロ

レトロ

オールドデイズ(★)

オールドデイズ(★)

ハイキー

ハイキー

ローキー

ローキー

セピア

セピア

ダイナミックモノクローム

ダイナミックモノクローム

インプレッシブアート

インプレッシブアート

ハイダイナミック

ハイダイナミック

クロスプロセス

クロスプロセス

トイフォト

トイフォト

トイポップ(★)

トイポップ(★)

ブリーチバイパス(★)

ブリーチバイパス(★)

ジオラマ

ジオラマ

ソフトフォーカス

ソフトフォーカス

ファンタジー(★)

ファンタジー(★)

クロスフィルター

クロスフィルター

ワンポイントカラー

ワンポイントカラー

サンシャイン(★)

サンシャイン(★)

 似たような結果になるものもあるが、従来からのフィルターを組み合わせたようなものも増え、結構面白い。「クロスフィルター」は何も変化していないように見えるが、光源があると十字に光跡が伸びる効果がある。またそれぞれのフィルターで細かい調整も可能だ。

 ほかにも連写合成でダイナミックレンジを広げる「HDR」機能や、自動撮影機能の「インテリジェントオート」時のタッチ操作など、従来からの機能が多く搭載されている。

左の写真に「クリアレタッチ」を施したのが右の写真。クレーンが消えている。よく見ると画像処理の跡が見える。背景が均一な写真が成功しやすい

 クリエイティブコントロールを使用してのパノラマ撮影やコマ撮りした画像をつなぎ合わせて動画にする「ストップモーション動画」、撮影後の画像をレタッチして不要な部分を消すことなどができる「クリアレタッチ」など、機能面もかなり充実している。

これから一眼をはじめるという人にピッタリ

 GFシリーズはラインナップ的に一番下にあり、価格的にもエントリーモデルっぽい所があるが、GF6は新機能を多く搭載してきてLUMIXシリーズの中核的なモデルになった。

 GF5は今のところ併売なので、事実上はGF5の上位機種という位置づけになるが、最初のミラーレス一眼として手頃な価格で購入でき、最新機能を多く搭載しているので長く楽しめるように仕上がっている。

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