富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。
iPhoneで一番使っている機能はなんだろうか? 当然人によっては答えはさまざまだろうが、「カメラ」と答える人は少なくないはずだ。写真を撮りたいときにさっと起動できるし、SNSやメールなどで投稿するのも手軽。iPhoneを使い出してから、デジカメを使わなくなった……という人も多いのではないだろうか。今回はその『カメラ』アプリの小技を紹介したい。
本体やヘッドセットのボリュームボタンで
撮影することも可能
『カメラ』で撮影するとき、通常は画面中央下のカメラ型アイコンをタップするだろうが、実は本体側面のボリュームボタンの「+」や「ー」を押しても写真が撮影できる(iOS 6以降。iOS 5以前は「+」にのみに反応する)。
普段縦画面で写真を撮っている場合は、持ち方によってちょっと押しにくいので、メインで使うことは少ないかもしれない。しかし、何かを片手で押さえている、あるいは手を伸ばさないと届かないところ(机の下など)を撮影するときなど、覚えておくと役立つ機会があるだろう。
また以前iPhoneクラブでは、付属ヘッドセットの意外な使い方を紹介した(ASCII.jp:iPhone付属のヘッドセットの使い方をあらためておさらい)。実は、このヘッドセットのリモコンにある「+」「-」というボリュームボタンを押して、写真を撮影することもできる。また、動画の撮影中、あるいはパノラマ撮影モードなら、ボリュームボタンで撮影の開始と停止が可能だ。
動画撮影中に静止画が保存できる
そしてiPhone 5のユーザーなら覚えておきたいのが、動画を撮影中に、静止画の写真も保存できることだ。ビデオ撮影を開始すると、画面の隅にカメラのアイコンが表示される。これをタップすれば、画面に写っている図と同じ構図の写真が撮れる。ビデオには音声も録音されることを意識してか、この操作時はシャッター音が鳴らないのはうれしいところ。
ただし、この方法で保存できる静止画の解像度は、ビデオと同じ1920×1080ピクセルになるので(通常の写真は3264×2448ピクセル)、その点は気をつけてほしい。
カメラ関連の小技を最後にもう一つ。写真を撮影中に、カメラ型アイコンの隣にある小窓をタップすることで、カメラロールの最後にある写真にアクセスできるのはご存じの人も多いはず。直前に撮影した写真・ビデオを確認するために使われるこの機能、実は画面内を右にスワイプしても同じようにアクセスできる。この方法でアクセスした場合、写真を左にスワイプすることで、カメラ撮影画面に戻ってこられるのもポイントだ。
このテクを使っている覆面:ニッシーさん
iPhoneを買ったものの、ほとんど使いこなしていない……という人であっても、まず使っているであろうカメラ機能。だからこそ、このカメラ機能で使える小技を知っておけば、「カメラのこういう使い方知ってる?」と自然にiPhone初心者に接近できるのだ。これが真のリア充、真のiPhoneマスター(?)への近道だ。
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