進化が止まらない!AWSの最新動向 第13回
S3と連携し、パイプライン処理も可能
トランスコードもクラウド化!Amazon Elastic Transcoder開始
2013年01月31日 06時00分更新
1月29日、米Amazon Web Servicesは異なるフォーマット間で映像ファイルを変換できる「Amazon Elastic Transcoder」を発表した。
Amazon Elastic Transcoderでは、高解像度の映像ファイルを、Webやモバイルデバイス、TVなどで再生するために最適化された小さなファイルに変換できる。変換を容易にするために、定義されたトランスコードのプリセットを提供している。また、処理の負荷によって自動的にスケールアップやダウンするほか、Transcoding Pipelineにより、複数のファイルを並行して変換、整理できるという。
サービスは、米国東部 (北バージニア)、米国西部(オレゴン)、米国西部(北カリフォルニア)、欧州(アイルランド)、アジア・パシフィック(シンガポール)、アジア・パシフィック(日本)の6リージョンで利用可能。価格は従量課金制で、変換に要した時間と選択した解像度によって課金される。また、毎月最初の20分のコンテンツ変換を無料で提供するAWS無料利用枠を提供する。
この連載の記事
-
第16回
クラウド
AWS、HPC用のEC2インスタンスを東京リージョンで開始 -
第15回
クラウド
Chefベースのアプリケーション管理ツール「AWS OpsWorks」 -
第14回
クラウド
ペタバイトクラスのDWHを実現する「Amazon Redshift」開始 -
第12回
クラウド
Amazon EC2にメモリー集約型アプリ向けインスタンス -
第11回
クラウド
AWSに「35ECUs」117GBメモリの「ハイストレージインスタンス」 -
第11回
ビジネス
コードの前にプレスリリース?AWSがつねに先進的な理由 -
第10回
クラウド
2000年当時のAmazon.comを毎日追加!AWSは止まらない -
第9回
データセンター
1GBが1円未満で!AWSが新ストレージ「Amazon Glacier」 -
第8回
クラウド
Windows開発者に朗報!AmazonでSQL Serverが使える -
第7回
ソフトウェア・仮想化
JavaとPHPコードを展開できるAWS Elastic Beanstalk開始 - この連載の一覧へ