このページの本文へ

「Interop Tokyo 2026」アスキー全力特集! 第24回

「知りたいけど、聞くのも怖い」 でも、調べた方がいいかも

うちの会社って標的? 元イスラエル諜報機関の会社がダークウェブを見張ってくれますよ

2026年06月12日 07時00分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 サイバー攻撃が激化する中、多くの経営者や情シスは、「うちの会社が攻撃リストに入っていないか心配」と考えているはず。そんな情報をダークウェブで調べてくれるのが、Interopに出展しているイスラエルのKELAだ。

Interop Tokyo 2026のKELAブース

 2009年に設立されたKELAは、イスラエルの国防軍(IDF)諜報機関の専門家が設立したセキュリティベンダー。設立以来、収集し続けてるのが、アンダーグラウンドに拡がるサイバー攻撃のエコシステムの情報だ。

 現在のサイバー攻撃は、ランサムウェアの開発、攻撃対象を探るための偵察やリスト収集、攻撃に必要な初期アクセス、実際に攻撃を行なうアフィリエイトなど分業化が進んでいる。こうしたリソースや情報にアクセスするには、非公開のTelegramチャネルやダークウェブのフォーラムなどに入るしかない。当然ながらユーザー企業にとっては敷居は高い。

 KELAは、ダークウェブに忍び込んで、攻撃に活用されかねないユーザー情報を収集する。なにしろ設立メンバーが元諜報機関のメンバーで、サイバーセキュリティやサイバーインテリジェンスの専門家もそろっているので、まさに本職。Telegramのログショップにあるパスワードをリセットすることで、攻撃を無効化することもできるという。

ユーザー企業の代わりにダークウェブを調べてくれる

 ユーザーは官公庁や金融機関、重要インフラ企業などが多い。ただ、最近では能動的攻撃アクセスの需要の高まりを受けて、民間企業も増えているとのこと。日本ではすでに7年ほど活動しているが、クレジッドカード会社のJCBが事例として公表されている。「知りたいけど、聞くのも怖い」が、ツールだけではなく、マネージドサービスでレポートを受け取ることもできるので、まずは調べてみては?
 

 Interopをアスキーでは「Interop Tokyo 2026 アスキー全力特集!として、現地取材チームによる記事をどんどん掲載。さらに、会場とアスキースタジオをつなぐ特別中継も配信しています!

 最新技術の話も、会場で見つけた気になる製品の話も、どんどん載せていきます。今年のInterop Tokyo 2026は、アスキーと一緒に全力で楽しんでいきましょう!

Interop Tokyo 2026、会場の模様

☆☆「Interop Tokyo 2026レポート」☆☆
☆☆特集サイトはこちらから☆☆
 

【関連サイト】

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事

アクセスランキング

  1. 1位

    sponsored

    60年の時を超え「COBOL」がGitHub Copilotでよみがえる 勘定系アプリの“超難関”モダナイに7社が挑戦

  2. 2位

    ビジネス・開発

    富士ソフトがエンジニア1万人超を「AIネイティブ」化 実装力を武器にフィジカルAIなど3本柱に注力

  3. 3位

    ITトピック

    IT技術者の8割超「AI生成コードには人間のレビューが必要」/「偽・誤情報を見破れる」と自信を持つ人はICTリテラシーテストの正答率が低い、ほか

  4. 4位

    ITトピック

    実用化が楽しみすぎるスマート技術たち 「長距離ワイヤレス給電」から「室内向け太陽電池」「超音波センサー」まで

  5. 5位

    ITトピック

    6.4万人の熱狂をAIが導く FIFA W杯全スタジアム「デジタルツイン」化が変えた観戦体験

  6. 6位

    TECH

    攻撃するAIと防御するAI 日本企業のセキュリティ対策にいま何が必要か?

  7. 7位

    sponsored

    「現場に行くのが当たり前」を変えたアズビルのリモート調整 効果はプライスレス

  8. 8位

    Team Leaders

    SharePointリストへの登録データを、CSVファイル形式に成形/変換して自動保存する方法

  9. 9位

    ビジネス

    開発案件の立ち上げを「60分から1分」に ソースコード管理も一本化したKDLのBacklog活用術

  10. 10位

    ITトピック

    「クロスの定義とは?」 AIに“サッカー言語”を教えることから始まった、FIFAとLenovoの協業

集計期間:
2026年07月19日~2026年07月25日
  • 角川アスキー総合研究所