薄型で引き締まった、スマートな直線的デザイン
LIFEBOOK WS2/Jの本体デザインは、非常にシャープな印象だ。角を丸く落としたりせず、直線的なデザインを採用している。試用機の本体色は「スパークリングブラック」で、引き締まってスッキリとした印象だ。
トップカバーは平滑で、さらさらとした手触りの加工だ。光沢加工されていないおかげで、指紋などもあまり目立たない(四六時中携帯して利用するほど、どうしても汚れが付いてしまうので、こういった配慮はありがたい)。中央に鏡面加工されたロゴが入るだけのシンプルなデザインとなっている。
富士通 WEB MARTの場合、ノングレアタイプまたはグレアタイプのディスプレーを選択できる点もよい(標準ではグレアタイプが選択されている)。
モバイル利用の場合、カフェなどで照明の位置を選択できないことが多く、出張時に電車や航空機の機内、屋外で使うこともある。グレアタイプだと周囲の光の反射で見にくいこともある一方、ノングレアならばどこでも視認しやすく目が疲れにくい。+3000円の追加(2012年12月6日現在)となるが、この程度の金額ならぜひ選択したいという方は多いはずだ。
屋内で、画像や動画コンテンツなどを視聴することが多いなら、鮮やかな表示を楽しめるグレアタイプがオススメだ。迫力の音声を再現する「DTS UltraPC Ⅱ Plus」機能とともに、臨場感のある映像を楽しめる。
「サイドカラードキー」で視認性の高いキーボード
パームレストやキートップは、やはり黒で統一されており、全体的に落ち着いた印象となっている。ほんの少しの遊び心が、キー側面に色を入れた「サイドカラードキー」だろう。スパークリングブラックの場合明るい青が彩色されており、ななめ上から見た時などにちらりと見えるのが面白い。またこのサイドカラードキーは、視認性を高める点でも役立っており、キー形状を認識しやすくしタイピングミスを減らすための工夫として採用されている。
キーピッチは約19mmで、キーストロークは約1.6mm。薄型ボディーながらしっかりした打鍵感のあるキーボードで、入力もしやすかった。タッチパッドはジェスチャー対応のフラットポイントを搭載。パームレスト右端には指紋センサーも搭載している。
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