MacPeopleにて好評連載中の「ユザーンの川越コンピューター学園」。9回目のゲストは歌手や女優など幅広く活躍中の篠原ともえさん! 中学時代の甘酸っぱい思い出や、購入したマックに起きた事件について話してくれました。そんな連載の模様をASCII.jp読者の皆さまに少しだけお見せいたします!!

今月の転入生:篠原ともえ(しのはらともえ)
'79年生まれ、東京都出身。'90年代に個性的なキャラクターと独自のファッションで「シノラー」ブームを起こす。近年は音楽プロデュースやデザイナーとしての才能を開花させ、「作る」ことにこだわりを持って活動中。'13年に全国公開予定の映画「猫と電車」には主演と主題歌で参加している
「わぁー!! 好きですー!! ラブー☆」
ユザーン 今回、なんでこのシチュエーションで写真撮ろうと思ったの? 「難しそうな本を読んでる人に手紙を渡す」ってのはどこから来たアイデアなのかな。
篠原 なんだか妄想ワールドが頭の中に広がったの! セーラー服って、わたしの中ではすごく古風なイメージがあって。和風の便せんにしたためた恋文を照れくさそうな感じで、頭がもじゃもじゃした人に渡すっていう映像が出てきちゃった。

ユザーン そっかー。いままで、こんなふうに写真を撮るシチュエーションを提案してくれた人はいなかったな。
篠原 え、なんで? いろいろ考えるの楽しいのに!
ユザーン 久保ミツロウがカーディガンタイプの制服を指定してきたり、原田郁子ちゃんが「スケバンっぽくしたいからスカート長いの用意してほしい」って言ってきたりはあったけどね。ところで、ともえちゃんは実際に好きな人に手紙を渡したことはある?
篠原 あるある! 中学のころ、好きな人にイラスト入りの手紙を書いて渡したりしてた。
ユザーン お、すごいね。返事返ってきた?
篠原 もらったこともあったかも。
ユザーン 何通も渡してたの?
篠原 もうね、いっぱい渡してた。その人の机の中に、しょっちゅう手紙を入れてた覚えがある。
ユザーン それ、同級生?
篠原 うん。サッカー部で、背が高くてステキな人だった。ていうか、そんなことすごく久しぶりに思い出したよ。ありがとう!
ユザーン どういたしまして。で、結局その恋は実ったの?
篠原 ある程度(笑)。友達として仲よくはなれたんだけど、あるとき突然「君にはもうついていけない」って言われてフラれたの。
ユザーン 何が原因だったんだろうね。
篠原 わからない。別にわたし、普通にしてたつもりだったのに。イェイイェイだったからかな。
ユザーン イェイイェイ、ってなんだ?
篠原 「わぁー!! 好きですー!! ラブー☆」みたいな。
ユザーン あ、それは嫌かもね(笑)。中学生っていろいろ照れくさい時期だし。
篠原 そうなのかもね。わたしが届けていた思いは、彼には重荷だったみたい。
ユザーン でも、ともえちゃんってデビュー当時、男の子の話とかがすごく恥ずかしい、っていうキャラじゃなかった?
篠原 うん、とっても恥ずかしかった! いまでもそうだけど。
ユザーン だよね。だから、当時からそんなふうに男の子に手紙を渡してたのがちょっと意外だった。
篠原 わたし、気になっている人に自分からワーッて行くのは好きなんだけど、逆に向こうから来られるとなんだか逃げ出したくなるの。
この続きはMacPeople 2012年10月号で!
U-zhaan(ユザーン)
インドの打楽器「タブラ」の奏者。ザキール・フセイン氏、オニンド・チャタルジー氏に師事するため毎年インドに出かけている。インドでつぶやいたTwitterのコメントをまとめた書籍「ムンバイなう。」((株)スペースシャワーネットワーク刊)が好評発売中
文/U-zhaan
スタイリング/志葉則行
衣装協力/Candy Sugar
