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究極のハイエンドモバイル、「VAIO Z」夏モデルを試す

2012年07月04日 11時00分更新

文● 高橋量

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高級感と鮮やかさを兼ね備えた15周年記念限定カラー
「グロッシープレミアムカーボン」

 2012年夏モデルのVAIO Zでは、VAIOシリーズ15周年記念限定カラーとして「グロッシープレミアムカーボン」が用意されている。グロッシー(glossy、光沢のある)と名に付くとおり、艶やかな見た目と手触りが印象的だ。

VAIO 15周年記念限定カラー「グロッシープレミアムカーボン」の天板

 天板だけでなく底面の一部や、ヒンジ部分まで同じ加工が施され、どこから見ても質感が均一。デザインへの強いこだわりを感じさせる。

 さらにこのカラーの特徴は、雄渾なヘアライン加工を施しながらも光沢がある点。通常のヘアライン加工では光沢は抑えられているが、「グロッシープレミアムカーボン」ではヘアライン加工面に光沢加工を施しているのだ。そのため、見る角度によってつや消し風に見えたり、光沢風に見えたりする。引き締まったボディや高級感のある落ち着いた雰囲気にかてて加えて、さまざまな表情を楽しめるのだ。

光の弱い場所や見る方向によっては、マットな仕上がりに見える

離れてみたり角度を変えたりすると、光沢仕上げに見える

 また、「グロッシープレミアムカーボン」と「カーボンブラック」では、ヒンジ部分に「15th ANNIVERSARY COLLECTOR’S EDITION MADE IN AZUMINO, JAPAN」と刻印されている。通常はソニーのログが刻印されているが、この2色のみスペシャルな加工が施されているのだ。ドッキングステーション「Power Media Dock」のカラーもボディーと統一され、より一層のプレミアム感を感じさせる。ソニーファンならずとも、デザインに強いこだわりを持つ人に推奨したい。

ドッキングステーション「Power Media Dock」のカラーもボディーと統一されている

ヒンジ部分に刻印されたメッセージ。「AZUMINO」は、VAIOの設計から生産までを行なう長野県安曇野市の長野テック「VAIOの里」を指す

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