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究極のハイエンドモバイル、「VAIO Z」夏モデルを試す

2012年07月04日 11時00分更新

文● 高橋量

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使いやすさとデザインの両立を極限まで追求!

 VAIO Zの本体デザインを見てみよう。フットプリントは約幅330×奥行き210mmで、A4用紙から縦にややはみ出す程度。高さ16.65mmのフルフラットで、かなりスリムな印象を受ける。歪みが心配になるほど薄いのだが、上下のシャシーで本体を包み込む「ヘキサシェル」構造により、剛性はしっかり保たれている。

VAIO Zの本体前面。高さ16.65mmのフルフラットなボディが魅力

前面部がななめにカットされているため、手にしたときにエッジの薄さや鋭利さを感じる

 本体の重量は約1.15kg(カタログスペック)と、モバイルノートとしてはまったく問題のないレベル。バッテリー駆動時間を約15〜18時間に延長する拡張用シートバッテリーパックを装着しても、総重量はわずか約1.69kgだ。高さは24.75mmに広がるが、拡張バッテリーを付けて重量と高さが平均的なノートと同レベルになる。

バッテリー駆動時間を9.5時間から18時間に延長する拡張バッテリーパックを装着。この状態で高さが24.75mm、重量が1.69kg

 液晶ディスプレイは13.1型ワイドで、解像度はフルHDの1920×1080ドットか、1600×900ドットのどちらかを選べる。液晶表面は光沢仕上げだが、低反射コートが施されているため光の反射はほとんど気にならない。試用機ではフルHDの液晶ディスプレイーが搭載されていたが、鮮やかな色調での映像を楽しむことができた。

 キーボードは注文時に、日本語配列か英字配列かを選択できる。試用機では日本語配列のキーボードでかな文字がプリントされているが、オプションでかな文字のプリントを消すことも可能だ。

VAIO Zのキーボード(写真は日本語配列キーボード)

 キーピッチは約19mmとフルキーボード並みのサイズが確保されているため、大きくて使いやすい。キーストロークは約1mmと非常に浅いので、入力時に物足りなさを感じるかもしれない。しかし軽いタッチでも入力できるので、長時間入力しても疲れをあまり感じないだろう。マルチタッチ対応のタッチパッドも大きめで使いやすい。

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