7インチタブレットはフルスペックが正義
──防水でも薄さなんと9.9mm！
もうひとつ、国産の利点と言えそうなのが、豊富なサービスへの対応。
まず通信回線はNTTドコモのLTEサービス“Xi”（クロッシィ）に対応。下り最大75Mbpsの高速な通信は都市部を中心にカバーエリアが拡大中であり、もはや次世代ではなく、データ通信の定番となりつつある規格。本機は最大5台までのテザリング機能も備えているので、携帯ゲーム機やノートパソコンなどを高速に同時接続できる環境が手軽に手に入るという点でも魅力的だ。
Xiのサービスエリアに関してはNTTドコモのウェブサイトを見てみよう
この薄さでありながら防水・防塵仕様であるという点も見逃せないポイント。それぞれIPX5/7、IP5Xに対応しており、雨天の屋外などで安心して使えるのはもちろん、防水機能としては、水流で表面を流したり、水深1mに約30分間放置しても問題ないレベルだ。
外出先でバリバリと使いこなすなら、やはり防水の安心感は絶大。端子類はキャップでシールされている
全天候型とも言うべき特徴はニンジャである拙者ならずとも、安心感のある部分でござろう。例えば地図を参照しながら、急いで待ち合わせ場所に向かっている最中に突然の雨、そんな不運な状況でも気にせず本体を利用し続けられるし、アウトドアでは噴水の近くや水辺でカメラを使うといったシチュエーションもあるはず。
いつでもどこでもデジタルしていたいデジタルニンジャにとってエリアが広く高速な通信と、防水・防塵は見逃せないポイントなのである。
おサイフケータイや赤外線通信など、日本のユーザーに必須の機能が一通り搭載されている
目玉機能のひとつNOTTVに関しては後半で紹介する
これ以外にもアドレス帳・スケジュール・spモードメールなどを送信できる赤外線通信機能やおサイフケータイ、ワンセグ受信といった機能も備えており、直接耳に当てて通話することも可能。
実際はヘッドセットなどの利用が現実的だとは思うが、急な状況では写真のように直接耳に当てて通話することも可能
つまり、携帯性を犠牲にせずに楽しめる十分な画面の広さ、肝となる高速なデータ転送速度、そして日常生活で使う上で死角のない機能。これらをフラットで薄く丈夫なボディーに凝縮している。万能機能のフルスペック防水タブレットがMEDIAS TABなのだ。
赤外線機能やおサイフケータイのチップは背面のカメラ付近にまとめられている
本体付属のスタンド。充電機能を備えているほか、手前の部分のパーツを立てることによって角度調整も可能だ
ニンジャも共感！ 国産ならではのオールマイティ性
十徳ナイフ的な1台で何倍もおいしい機種が好きだという人なら、スマホやタブレットにも多機能を求めるはず。機能がいっぱい入っているなら当然いろいろな場所で使いたいと思うはずだから、防水対応でつくりも丈夫な機種のほうがいいよね、となるはず。MEDIAS TABは1台でさまざまなことが完結する快感がある。
実は赤外線機能は、連絡先のやり取りなどに欲しいなと思っていた機能。おサイフケータイも対応していないと、日本の街もだいぶ歩きにくくなってきているので必須でござる。
