そして最大の特徴である“NOTTV”(ノッティーヴィー)を体験した
やはりこれは言及しないわけにはいかない。MEDIAS TABは日本初のスマホ向け放送局“NOTTV”に対応した最初のモデルのひとつである。
NOTTVはモバキャスと呼ばれる、モバイル機器向けのマルチメディア放送に対応した放送局。停波したアナログ放送の周波数帯域を利用した放送局で、ネットを利用した各種オンデマンド放送やストリーミング配信とは異なる仕組み。テレビ放送と同じように1度にたくさんの人が視聴しても回線がパンクすることがなく、ワンセグ放送よりも高い解像度・ビットレートで映像と音声を配信できるので、画質に優れるという特徴がある。
NOTTVの注目番組!
notty★LIVE7時間!
たった「今」、この「瞬間」に知りたい情報を、ノーカット、ノープランでお届け。あなたのつぶやきもネタになる!ゲスト登場!芸能中継もたっぷり。
TBSニュースバード
ニュース、解説番組、ドキュメンタリーのほか、横浜DeNAベイスターズ主催全試合が視聴可能。JNN28局および米CBSのネットワークを駆使した圧倒的な情報発信力で、速報性・信頼性に優れたニュースを24時間放送中。NOTTV NEWSで10月まで放送予定
ソーシャル@トーク#エンダン
多数のフォロワーを抱える、やついいちろうをメインMCに迎え、多様な曜日MCとともに、みんなで談じるトーク番組! ツイッターで様々な人たちの縁をつないじゃおう!
現在総合チャンネル(NOTTV1)、エンタメチャンネル(NOTTV2)、ニュースチャンネル(NOTTV NEWS)の3つのチャンネルが提供されており、生放送のバラエティー番組、Jリーグやプロ野球などのスポーツ、アニメ、音楽番組、そして24時間視聴可能なニュース放送「TBSニュースバード」(4~10月)、「日テレNEWS24」(11~3月)などが提供されている。
番組は視聴料金や視聴方法の違いでいくつかの種類がある。
まず料金面では“基本契約”“プレミアム”“無料”の3種類。現在放送されているのは、月額420円の基本料金で見放題の“基本契約”の番組がほとんどだが、一部のプレミアムコンテンツの視聴には別途料金が発生する。CS放送のPPVのようなものと考えればいいだろう。逆に、NOTTVの会員でなくても見られる“無料”の番組も提供中で、これもCS放送の無料開放デー的なものに似ている。
ちなみに最初の30日間は無料で視聴できるので、対応機種を入手したユーザーであればアプリから気軽にNOTTVを体験することができる。
視聴方法については、大きく2種類がある。ひとつは“リアルタイム視聴”。これは一般的な放送と同じように決まった時間にライブで番組を見る方法だ。これとは別に“シフトタイム視聴”と呼ばれる方法があり、コンテンツ予定表であらかじめ登録しておいた番組やコンテンツを自動的にmicroSDカードに保存しておき、後から見られる。
シフトタイム視聴を予約する方法としては、手動選択と自動選択の2種類があり、手動選択の場合はNOTTVアプリのホーム画面から「すべて」→「コンテンツ予定表」とたどり、コンテンツを選択。「受信予約」を押せばいい。自動選択は文字通りユーザーが操作せずにオススメのコンテンツが自動的に蓄積される方法となる。なお、どちらの方法でも、番組ごとに視聴できる期間が設定されており、期間が過ぎるとデータそのものが消えてしまう。アーカイブを目的とした録画とは異なり、ライブで番組を視聴できない場合に、時間をずらして視聴できる機能である。
上記のことから分かるように、NOTTVはリアルタイム性が高いコンテンツと言える。同時に双方向性という部分にも配慮しており、Twitterなどと連携できるインターフェースも用意されている。