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フルスペックの便利さを実感

NOTTV(ノッティーヴィー)も楽しめるドコモタブレット「MEDIAS TAB N-06D」

2012年04月23日 16時00分更新

文● ASCII.jp編集部、提供●NTTドコモ

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画質のよさはスポーツ中継などにメリット

 携帯電話向けの放送というと、日本ではワンセグ放送を思い浮かべる人が多いだろう。ワンセグ放送はサイマル配信という仕組みがとられており、番組編成および放送局は基本的に地上デジタル放送のキー局と同じ内容となっている。また放送開始から5年以上の時間が経っているので、古い世代の携帯電話機に合わせた少ないデータ量での配信だ。

スタンドに設置することで、パソコン机の脇に置いて視聴といった使い方も手軽に

 一方NOTTVの番組編成は、完全にオリジナルだ。番組表にはCS放送などでも見られる番組も一部含まれているが、4月1日の放送開始から提供されている“notty★LIVE 7時間!”のようにココでしか見られない番組も数多く提供されている。

 また画質のよさも特徴である。まず解像度がDVD並みの品質となっており、ビットレートはワンセグ放送の約10倍ある。今回使用したMEDIAS TABのように7インチクラスのディスプレーで見るには十二分な情報量で、機種自体のディスプレーが明るく発色がいいということもあって、ワンセグとは一線を画した品質であることが一目で分かる。

スタンドに立てて設置したところ。使わないときはアンテナを収納できる。上部にはステレオスピーカーが搭載されており、中々広がり感のあるサウンドだ

 外出先でリアルタイムに見たい放送として、まず最初に思いつくのはスポーツであるが、特にJリーグのようなサッカー中継では、NOTTVの高解像度の画像のメリットが感じられる。ボールの動きや個々の選手のプレーなどが明確に認識できて臨場感が違う。

 通勤通学で長時間の移動をする人などの間では、ワンセグ放送がよく見られていると聞くが、スマートフォンやタブレットなど大画面化が進んでくると、画面サイズに合った解像度・画質で楽しみたいという欲求も高まってくるだろう。放送される番組が違うので、当然住み分けはされると思うが、NOTTVオリジナルの番組を見たいというニーズだけでなく、上記のようなコンテンツ自体の品質差はひとつのポイントになると思う。

ニンジャのまとめ

 本文ではフルスペック防水タブレットMEDIAS TABの特徴とNOTTVを始めとしたさまざまなマルチメディア機能について見てきた。薄型かつシンプルなデザインの本体に、明るく発色のいい液晶ディスプレーを備えており、タブレットで動画を見ることの楽しさを改めて実感できた。

 NOTTVやワンセグ放送の視聴に加え、DiXIM PlayerによってBD/HDDレコーダーに取りだめたテレビ番組を無線LAN経由で見られるといった特徴も持つ。防水ということで応用範囲も広いので、屋外でも室内でも自由に持ち運び、気軽な姿勢で映像を楽しみたいという人にはいい選択肢。

 要人の張り込みや、取材と取材の合間の待ち時間が多い拙者。ウェブを使った情報収集やカメラ機能、Twitterでの報告はもちろんだが、空き時間を有効に活用するためにも大活躍している機種でござったぞ。ニンニン。

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