スマホ向けのマルチメディア放送局
NOTTVが4月から開局! 番組数は50以上
mmbiは本日、スマートフォン向け放送局「NOTTV」(ノッティーヴィー)を4月1日から開局すると発表した。
NOTTVは月額420円でスポーツやバラエティー、ニュースなどさまざまなテレビ番組が見放題のサービス(キャンペーンで初回申し込みから30日間は無料)。従来のテレビと違うのは、リアルタイム型とシフトタイム(蓄積)型の2種類の放送方式がある点。リアルタイム型は3チャンネル用意されており、これまでと同じく決められた時間に番組を放送するスタイルだが、シフトタイム型は簡単に言うと録画で、スマホの中に自動的に番組が保存され、自分の好きなときに見ることができる。
mmbi 常務取締役の小牧次郎氏が語るには「NOTTVの強みはライブなので、生放送を中心とした番組を製作する。比率としてはリアルタイム型の番組のほうが多くなる」とのこと。1週間で約284時間も生放送の番組が予定されているのだ。
去年の東日本大震災を受けて、緊急災害放送をすぐに差し込むといった用意もある。地上波のテレビ放送なので電波の輻輳がなく、繋がらないといった状態にはならず、常に災害情報が得られるようにするとのことだ。
NOTTVのウリとなるメインの生放送は司会として押切もえさん、加藤夏希さんといった芸能人の方々が務める。パーソナリティーが日替わりなので毎日違う番組になるだろう。
SNSとの連動も積極的に行ない、例えばサッカーをスタジアムに見に行ったとして、他の会場でやっている試合もその場でチェックしつつTwitterに投稿する、なんてこともできる。通常の番組でもいわゆる実況が簡単にできるようになっている。また、NOTTVの開局に合わせて、対応のスマホとタブレットも発表された。詳しくはこちらのレポートを見ていただきたい
なお放送エリアだが、今年の4月の段階では東名阪地域と、福岡・沖縄、2014年までにはほぼ全国を網羅する予定となっている。